例え途中で止めたとしても、買って絶対損はしない！

全くの初心者にはかなり難しい内容です。

ですが、
どうせ越えなきゃならない壁ですので
ファン（当然そうでしょうが）の方は手にとってチャレンジされてはいかがでしょう？

よく教則本のレビューであるのが「難しすぎて初心者むけではない」というのがあります。

しかし目の前のパソコンで調べれば、
ギター講座のＨＰやＹＯＵＴＵＢＥなどでレッスンの動画が出てきます。

それなのにこんな文句がどうして出てくるかといえば
講師（本の著者）を尊敬してない、
教わる立場にも関わらずお客様のように構えているからです。

ですがそれが自分にとって「カッコいい」「憧れてる」人が講師なら
なんとしても弾きたいので文句も出ないわけです。

技術を教わるというのは実はここ（講師を尊敬し、
その人になりたい）が
一番大切だと思います（当たり前なんですけどね）。


さて内容ですが「六弦技巧万子（基本テクニックよる練習フレーズ）」
「ロック・ギターの常套句30（応用フレーズ）」「総復習」は著者和嶋 慎治さん考案のフレーズです
これが実にかっこいい！
教則本のフレーズというのは弾きやすさを優先するため
単純で単調になりやすく、
人前で弾けるようなものではありません。

しかし和嶋 慎治さん考案のフレーズは弾きやすさもありながらカッコいいのです。

これがいちばんテンション上がります！
例え途中で諦めても、
弾けたフレーズは人にも披露できるわけで、
そのまま自分の財産になるのです。


スコアは３曲収められており、
ももくろの「黒い週末」、
DEEPPURPLEの「Smoke On The Water」、

VAN HALEN「You Really Got Me」はインタビューなどから名前がでてきますので
和嶋 慎治さんのチョイスだと思われます。

ただ他はどうもヤングギターの編集部が執筆してるような感じです。

個人的に「ロックギター名盤60」はご本人チョイスの解説で読みたかったです

ＤＶＤとは言え好きなギタリストが講師で一緒に弾くのは