JF-31との比較

同じINAXの浄水カートリッジJF-31との比較です。

まず最初にJF-31についてですが、
小売流通では取り扱いがなく、
ネットの検索でもあまり出てきません。
INAXではお客様センターへの問い合わせ商品となっており、
INAXのHP上でも同様に商品ページはありません。

そのためJF-31はINAXの直販か、
設備を導入したマンションメーカーやハウスメーカーのサービス会社を通してしか購入出来ない状況で、
当然、
定価となり3本（1年分）で相場は1万2千円〜1万3千円ぐらいのようです。

まだ、
JF-31が新しいためか（といっても1年以上経っているようですが）INAXや導入メーカーの利益のためかはわかりませんが、
現状は消費者に購入先の選択権はありません。


前置きが長くなりましたが、
JF-21とJF-31の比較です。

浄水性能に関しては、
メーカーの性能表示を見た限りまったく同じです。

また、
サイズについてもほぼ変わりありませんが、

一部形状が若干異なるため、
そのままではJF-31が使われている浄水栓にはセット出来ません。

形状が異なるのは、
元栓側(商品写真の下部分)のフタのふちに付いている小さな突起の数と配置です。

JF-21は突起が放射状に6個配置されてますが、
JF-31は十字に4個です。

この僅かな違いにより、
カートリッジが浄水栓本体の奥まで差し込めないので、
互換性は無いということになります。


ここからは自己責任での改造ですが、
JF-31と同じ箇所の突起2つを残し、
他の突起を切り取ってしまえば浄水栓本体にセット出来るようになります。

切り取りはニッパー等で出来ますし、
水漏れ等の不具合は特にありませんでしたが、
試される場合はあくまで自己責任でお願いします。

改造して利用することは推奨してませんし、
保証もありませんので。


個人的な感想ですが、
性能もサイズも変わらず、
ただ一部の意味のわからない仕様変更で流通品を使えなくされたようで納得いかなかったため、
比較をレビューに書かせていただきました。

JF-31を探している方の参考になれば幸いですし、
関係ない方には長文失礼しました。