ステップアップ・常用ズーム

常用域をカバーするズーム、
すなわちキットレンズの任を担っていた1855や1650の上級版。

解像感やボケ味、
周辺域の均質性など良くも悪くも「普通に1ランク上」な仕上がり。


そのため常用域ズームを普段使いしていて、
もうちょっと画質を上げたい人には向いている。

(「ちょっと上げる」ために10万近く払うのが妥当かどうかは、
その人次第)
また単焦点を中心に使ってきて、
旅行時などはズームで凌ごうかと考えている人にもOK。

(そういう時はとにかく軽く、
取り回し良くという人には1650の方が良い)

ただし、
それなりに定評のある各単焦点レンズたちと同等か上回る画質をこれ1本で得られないかという虫のいい期待は、
当然ながら外れることに。

しょせん、
ズームはズームと言うことです。


それ以外では、
テレマクロ的な使い方に魅力あり。

等倍マクロにはほど遠いものの、
花などの撮影にはそこまで必要ないことも多いので、
距離おいての撮影は便利な上にボケ味も深く柔らかい。


ツァイスは殆ど名前だけで企画も設計もソニーなため、
ツァイスの悪癖であるぐるぐるボケともほぼ無縁。

Touitなどよりよっぽど良い w0