畑違いの凄腕ギタリストの共演が実現したスタイリッシュなアルバム

今回の共演のきっかけはEJが2009年のSternのアルバム
「Big Neighborhood」に参加したことらしい。


プロデュースはEJで大半の曲がオースチンにある彼のスタジオで
レコーディングされている。


M1.2,4,7,9,11がSternの曲でM3,6,10がEJの曲。

エンディングのM12はJimi Hendrixのカバー。


ゲストボーカルにはMalford Milligan(M1,12)、
Christopher Cross(M4)
やSternの妻でギタリスト兼ボーカリストのLeni Stern(M5,11)らを招いている。

このM5はEJの長年のパートナーでベーシストのChris Mareshの手による
ナンバーでラーガオリエンテッドなアバンギャルドチューン。


純粋な歌物と呼べる曲はM1,12のみで、
大半がインスト中心の曲。

ジャンル的にはジャジーなナンバーやブルージーな曲の他にも
ファンク、
フュージョンと多彩。


EJのプレイは一"耳"瞭然でプレイもさることながらお馴染みの
トーンで弾きまくっている。

お互い曲調、
プレイスタイルの相乗効果を感じさせる良盤。