コンパクトなのはいいが…。

一年以上使用しての感想(PocketPOD→ヘッドホンor録音機器)。


音の方は32種類のモデル(何種類かはLINE6オリジナル )の実機を知らないので似ているかどうかはわかりませんが、
それぞれ特徴が有り、
クリーンから激しい歪みまで幅広く作れると思います(PocketPODには歪み系のエフェクターが無いので歪ませるには基本はアンプ単体で歪ませる事になります)。


エフェクターもコンプレッサー、
コーラス、
フランジャー、
リヴァーブ等基本的なものはあります(リヴァーブのみ独立していてルームかスプリングか選べる)。

フェイザーはありません。
ディレイは単体と各エフェクターとのセットがあり、
リヴァーブとディレイ以外のエフェクターは同時に使用する事が出来ません。
(例 コンプレッサー+コーラスは出来ない。
)

不満、
問題点。


本体だけでは変更できないパラメーターがある(要パソコン)。


キャビネットの変更(これをかえられないのが一番痛い)。


A.I.R.(いわゆる空気感。
初期値50%)、
ノイズリダクション、
エフェクトの詳細設定(大まかには可)。

これらのパラメーターはLINE6のサイトからダウンロードできる専用ソフトを使ってPCで変更できるようになりますが、
コンパクトさが売りのはずなのに毎回いちいちPC起動、
接続は面倒くさいです。
全部とは言いませんが、
せめて音作りの幅が格段にひろがるキャビネットくらい本体からでも変更できればよかった。


B、
M、
Tの各ツマミを回した時に以前まで設定していた数値がわからなくなる。
ランプで知らせてくれればよかった。


電池の持ちが非常に悪い。
電池駆動の場合、
単4電池を4本使用するんですが、
2時間位しか持ちません(エネループ使用)。
よって別売りのアダプター必須になります。


発売直後の定価が高い。
現在Amazonなどで購入できる値段(14000円位)でアダプター付きが価格相応。


定価の割に説明書が手抜きで不親切。
紙の説明書に各アンプの説明など書いていればよかった。