どこでも人差し指操作

この製品の魅力はなんと言っても、
好きな場所で人差し指操作のトラックボールを使える、
というところに尽きます。


物理的なスクロールリングを採用しなかったおかげでボール部が低い前下がりのデザインになったのも、
パームレストの必要を感じさせないでモバイル性の向上に一役買っています。


ただその代わりに採用されたタッチ式のスクロールはコツを掴むまで上手く使えなかったり、
使えるようになっても手応えの無いタッチ式そのものが心もとないかも知れません。

一応、
慣れればスムーズに使えるということは書いておきます。
コツは、
指が点で接するような感じでふわっと触ることです。
ぎゅっと押し付けると反応が鈍ります。


そして前下がりの分尻上がりに盛り上がった後部に掌を乗せると本体がぴたっと安定して、
左右のボタンを楽に押せますし、
横から押したからといって本体が動くようなこともありません。


ボールを含め全体的に小振りな分、
据え置きのOrbitと正面から比べれば物足りなさや窮屈さを感じるかもしれませんが、
メインには据え置き機、
モバイル用には本機、
と使い分けるのが本来かと思います。
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