全盛期の巨匠同士ががっぷり四つに組んだ記録
 この演奏を聴いたとき私は驚愕した。
この曲でこれほど力強く、
精緻な演奏が他にあっただろうか。

 カラヤンとリヒテルは知る人ぞ知る二大巨匠であり、
20世紀の最高の演奏家と指揮者の一人に讃えられる者たちである。
しかし、
二人の性格は全く正反対と言ってよく、
リヒテルは人間嫌いの内向的で内に倫理的情熱を秘めた人格を持ち、
他方、
カラヤンは外部の人間を常に意識し、
外面的美をひたすら追い求めた人生を歩んだと概して言ってよいだろう。
演奏や録音に対する態度などにもありありと表れている。
その二人が全盛期に組んだ録音がこのチャイコフスキーのピアノ協奏曲である。

 この録音を聴く前は巨大で奔放で華美な演奏と高をくくっていたのだが、
ところがどっこい。
とてつもなく巨大で、
なおかつ引き締まった精緻な演奏なのである。
リヒテルは全盛期の鮮やかな技巧に裏打ちされた覇気のあるピアノで、
フォルテやダイナミズムの充実は言うまでもないが、
殊に弱音のパッセージや緩徐部分の美しさは息を呑むほどである。
リヒテルは弱音が美しいと度々言われてきたが、
まさにこの演奏では彼の魅力が見事に開陳している。
そして、
カラヤンも全盛期の力強く、
精緻な指揮でリヒテルと対等に渡り合っている。
後年のレガートカンタービレも所々で聞かれるが、
曲想を歪めたりはしていない。
管弦楽がベルリンフィルではなく、
ウィーン交響楽団である事もその一因かもしれない。
例えば、
第一楽章冒頭の和音も大変鋭いがあっさりしているし、
コーダでの盛り上がりもピアノと共に大変冷静である。
第二楽章も素朴な牧歌的雰囲気を台無しにしたりせず、
ピアノと共に温かなひと時を作り出している。
終楽章もはめを外す事無く、
充実した音楽を創造している。
コーダの部分も幾分遅めにして、
じっくりとたたみかける緊張感は有無を言わさず納得するだろう。
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番

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