ていねいな検証だが、東電の初動対応の評価に踏み込めていないのは残念
事故の拡大原因の技術的な側面については慎重な姿勢を取っている。

たとえば『FUKUSHIMAレポート〜原発事故の本質〜』が「あの期に及んで廃炉を避けようとしたのではないか」という推測付きで指摘した「2・3号機への海水注入の遅れがなければ2・3号機のメルトダウンは防げたのではないか」という論点への言及は避けている。
3/12夜の官邸での1号機海水注入決定のドタバタは描かれている(p.82-83)が、
3号機への注入が3/13午後、
2号機は3/14夜になった経緯の記述は不明瞭である。
官邸の動きの記録もなぜか3/12夜から3/14夜に飛んでいる(p.83からp.84)。

東電のヒアリング拒否のもとでの欠席裁判は避けているように思われる。


私が本書を手に取った動機の一つが、
本書がマスメディアに取り上げられた際に、
菅首相(当時)の言動のあげつらいにスポットが当たりすぎているような気がし、
それを現物で確かめたい、
ということがあった。
退陣までの迷走などもあり、
私にも菅前首相を弁護する意欲も義理も無いが、
どこか不自然なものを感じたのだ。

本書に当たると、
確かに菅前首相のリーダーシップについて歯に衣きせぬ論評が行われているが、
これだけ情報の通りが悪く東電本店の動きが悪い中で誰がこれ以上できたのか、
という部分にも多くの記述が割かれている。
マスメディアは自らが続けてきたバッシングを補強する内容を、
他の重要な論点を脇に置いて、
重点的に伝えたのだ。

マスメディアに関連しては、
患者を置き去りにした、
とバッシングを受けた双葉病院についての記述もあった。
院長は警察の指示で警察車両に乗り、
また戻るつもりで病院を離れたが、
別ルートで病院に入った自衛隊はそれを知らなかった。
この「病院関係者がいなかった」がマスメディアを通すと「患者を放置して逃げた」の断定になる。


マスメディアは報道機関ではなく、
断罪機関なのだ。
福島原発事故独立検証委員会 調査・検証報告書

その他の感想

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新聞記事だけを情報源として書いている通俗本とは一線を画している。
学校でけん玉が必修なので、家の練習用に購入
可愛いし、名言が楽しい
高い。けどモノは良いです。
有難い心の教科書
ギター好きの人はもちろん!そうじゃない人にとっても素晴らしい一冊です。
読んで作って楽しめるF&Mの世界
出す曲出す曲とてもイイですね〜♪
ストリングスを交えて新境地を開いた傑作。録音もすばらしい
曲名の説明がもっとあってもいいのでは?
元々の原作が無駄が少ない完成度の高い作品。
価格の割に品質が良い
あると便利ですが
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