江国香織さんの言葉に嘘はなかった
 イタリアの児童文学作家、
ジャンニ・ロダーリの著作です。

 この本の帯には作家の江国香織さんが「この本を読んだのと読んでないのとでは、
人生が変わってくると思う」との言葉を寄せられており、
「プロがそこまで言うからには」とかなり期待をして読みました。

 結論から言えば、
人生変わります。
江国さんの言葉に嘘はなかった。


 子どもには、
適齢になった時に「よくぞここまで成長したな、
我が子よ。
母は長い間この時を待っていたのだ!さあ、
この本を汝に授けよう!心して取るがいい!そしてむさぼるように読むがいい!!おやつは茶色い戸棚の二段目にあるからネ」とか大げさに演出しながら厳かに授与し、
必ず読ませてあげたい本です(この気合、
子どもには嫌がられそうですけどね)。
私も子どもの頃に読みたかったなあ。

 
 それにしてもロダーリという人は、
なんて優しい心の持ち主なんでしょうか。
本当に子どもが好きなのでしょう。
そして弱者に優しい人なのでしょう。

 物語の着想や眼差しもそうですが、
『青矢号』にしても本作にしても決して多文ではありません。
 この温かい世界を創り上げている無駄のない文章たち、
北イタリアの土で出来た言葉のれんが、
どこにでもある素材で飾り気なく、
しかし絶妙のユーモアを混ぜ込んで焼き上げられた魔法のれんがが、
何と素朴に、
洒脱に、
雄弁に、
彼の心のぬくもりを伝えてくることか!
「心より出ず。
願わくば、
心に至らんことを」−楽聖ベートーベンの、
誠実な祈りの言葉が思い出されます。

 本作を読んでいると、
行間から、
またページの余白から、
ロダーリのぽかぽか暖かい気持ちがじんわあ・・と、
こちらの胸をふるわせて沁み込んで来るのを感じます。
北国の寒い雪夜、
凍える夜気に鼻を赤くして帰宅した子どもに、
お母さんが出してくれる一椀のスープのようです。

 
 迷っておられる方、
人生は短いです。
一遍が2〜3ページの短い話ばかりで非常に読みやすい構成の本ですし、
ぜひ・ぜひ・読んでください! 
パパの電話を待ちながら (講談社文庫)

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