VFXは見事だが完全C級のプロダクション

超大作に見せかけてそれほど製作費がかかってないことで話題となった侵略SFもの。
同時期公開のロザンゼルス決戦とほぼ同じような雰囲気だが、
あちらは文字通り超大作だったのに比べて、
マンション内でのロケーションで最初から最後まで押し切るなど壮大な設定の割に作品自体の世界観は狭っくるしいし、
舞台をマンションに限定したことで緊張感が高まるなどの効果も殆ど出てない。

キャストも見るからに安っぽい。

見どころは殆どの製作費をこれに付きこんだんだろうと思える白昼のエイリアン対無人機の空中戦バトルだが、
面白いのもここだけ。

ラストも何じゃこれはと言いたくなる唐突さ。