パット・モリタさんと並び、もう一人の功労者　　パット・ジョンソン氏

第一作目が劇場公開された時に映画館に５回観に行きました。

スティーブ・マックィーンのファンである私は、
息子のチャド（ダッチ役）が映画デビューするとの事で,この映画を日本公開前から期待値MAXで観にいったのを昨日のように憶えています。


その翌年にアメリカの高校へ留学した私は、
町に来た初めての日本人だったこともあり、
全員に　『　KARATE　KID　』　と呼ばれローカル新聞社が数社、
【　日本からKARATE　KIDがやって来た　】と私に取材をしに来たほど大ヒットしたこの映画の影響力は凄く、
私の一番の青春映画となりました。


そして日本へ帰国する直前に公開されたのがパート２なのですが、
ピーター・セテラのグローリー・オブ・ラブが全米No.1　ヒットになるなど公開前からアメリカ国内では盛り上がり、
アメリカ側から観た日本の沖縄の景色と言葉に多少の違和感を感じましたが、
感慨深く鑑賞した作品で、
これも大好きな映画です。


このベスト・キッド４部作には主役のパット・モリタさんに並ぶ、
もう一人の功労者がいます。


それが４作品全部のカラテを指導をしたパット・ジョンソン氏であります。


１作目の特典映像の中の［ベスト・キッド流 第2部］［カラテの極意］に登場するパット・ジョンソン氏は生涯成績２６０勝１敗１分けという殿堂入りのカラテの達人で、
ブルース・リー亡き後に、
スティーブ・マックィーンに空手の指導をしていたチャック・ノリスが、
多忙になって来たので、
チャック・ノリスがマックィーンの空手の指導に１番目に推薦したのがパット・ジョンソン氏でありました。


この頃に息子のチャドもパットさんの指導を受け、
空手を習い始めるのですが、
１作目でコブラ会のメンバーで空手を知っているのは、
チャドぐらいで、
後は全員　未経験の若者たち。


そのメンバー全員に、
手を抜かずに鬼のように厳しく指導するのがパット・ジョンソン氏であります。


ブルース・リーの友人でもあったパット・ジョンソン氏は『燃えよドラゴン』で映画デビューもしており、
ロサンゼルスにも空手の道場を持っていましたので、
１作目では当初