力作が並ぶ下巻
花物語の下巻は、
後半の19編を収録します。
花物語も後半に入ると、
ストーリーも深化して時に少女小説の枠を越えたような作品が出てきます。
形式も著者に宛てた投書の形(アカシヤ)、
樋口一葉風に文体をまねたもの(日陰の花)といった工夫も見られます。
特に「ヘリオトープ」は散文詩のような美文調でまとめた掌編です。
末尾に大正12年10月14日と日付があります。
大正12年9月1日の関東大震災から1ヶ月半後の作品で震災の影響が垣間見られます。

下巻のエピソードでは、
さらに女同士の恋愛感情に踏み込んだ作品が出てきます。
「アカシヤ」「日陰の花」「黄薔薇」「スイートピー」など。
就中、
「黄薔薇」は、
古代ギリシアの女流詩人に言及して、
まさにその世界を描いています。
どのエピソードも悲しい結末に終わっており、
やや苦い後味を残しますが、
いずれも少女小説を超えてその先を行く力作です。


花物語をはじめ当時の少女雑誌というと、
中原淳一の挿絵と決まっていました。
あとがきによれば、
河出文庫版の表紙絵は、
中原淳一のイメージに囚われずに読んでほしいという意図からこのような表紙絵を採用したとのことです。
これは良い試みと思いました。
花物語 下 (河出文庫 よ 9-2)

その他の感想

これが2代目です
差し込み口がキツくなく、冬でも冷たくないです
おしゃれです。透明感が良いです。
Amazon配送品で固形でした。
編集は★1つです
部屋が一番最強
想像よりもデカかった
家族での大量消費には最適
For L-06C
アニメ本編を音楽で綴る逸品!
よく吸収してくれます
かわいらしくてよい。
ウチの猫には合いました。
大きいですが、良い締め付け感
完全な設計ミスです
不具合多し
迫力の1/4.5スケール
電子状態の理論計算の虎の巻
ベタつかないのにしっとり
車載用チューナー
普通に剃ったほうが早い。
ストロボ本体にベロクロテープを使用しない、軽い薄い!
新しい電池に入れ替えるより
業務用の安心感
フルハイビジョンの32型
素顔のニカラグアを描いた旅行記
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はやかった!
おしゃれだけど、生活に根付いたお弁当
かわいい、しっかりしてる
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