理屈としては共感できるが。。。現実は。。。

　書いてある内容は今まで出版されたアプリビジネス本を読んだ事があるならさほど目新しい事はありません。
本書のテーマである、
プログラムやデザインは他人に任せて、
自分は上流工程に専念するというのは理屈としては分かるのですが、
対コストの面から考えると下手な飲食店を開業するより、
多くの経費がかかるのではないかと思います。

　
　以前ならともかく、
日本人の場合は英語の問題があったり、
アプリ開発、
宣伝の難易度も昔より上がっています。
私財の大半を注ぎ込む覚悟があるのならともかく、
副業感覚でやるには本書のやり方は今のアプリマーケーットでは非現実だと思います。


　ただ、
ソフトウェアを知らない人がプログラマ−、
グラフィクデザイナーを選別する方法、
業務で関わる方法については他の本より詳しく書かれており、
会社の業務等で初めてアプリの発注をする事になった担当者は、
本書を読むと非常に参考になると思います。
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