虚淵特集以外は、平坦な内容☆

表紙〜巻頭20頁は【楽園追放】特集で、
前半は監督＆脚本＆演出＆声優のインタービューで構成され、
3DCG作品と言う特異点に趣を置いています。

後半は、
上記にちなんで【虚淵玄】ロングインタビューが続き、
ニトロプラスとの馴れ初めから克明に明かされています。

また、
ここ暫く続いていた【F.S.S.】のサブミナリプロモーション頁ですが、
今月は「単行本表紙が上がらなくてゴメンナサイ」な、
言い訳的描き下ろしコミックで楽しませてくれます。


その他の特集は、
中盤に差し掛かり始めている現行作品の描き下ろしピンナップや、
年初新番【艦これ】、
【冴えカノ】の情報で構成されています。


設定資料集は話題の業界アニメ【SHIROBAKO】で、
三面図＆表情集完全網羅と言う愛されっ振りです。

コメンテーターは【P.A.WORKS】の堀川社長で、
内輪話は暴露されているものの、
事実上周知化されてしまっている元ネタは全く明かされていません。


声優頁に【竹達彩奈】、
本紹介頁も写真集販売と言う事で【茅原実里】、
連載物でも【モバマス】頁とSF展特集に【上坂すみれ】と、
女性声優色が少し強めの構成です。

一方、
女性向け枠は【Free!】の幼少松岡兄妹＆宗介ピンナップがあるぐらいでしょうか…？

付録はB3両面ポスター×2枚で、
1枚は本誌ピンナップと同じ【Free!】＆【SAO2】、
もう1枚は【甘ブリ】から作監作画の清純派いすずと、
【GF(仮)】三人娘です。

折り込みポスターは、
【モバマス】がアニメ化決定ビジュアルの定番生足トリオですが、
【IS】は中仏コンビの入浴シーンと少し珍しいです。


総体的に、
誌面編集時期に抜きん出て人気のある作品が見当たらず、
取り合えずピンナップと来期新作情報で無難に構成した…と、
思える誌面内容です。

故に現行作品をあまり深く掘り下げて特集しておらず、
個人的には満足度が低かったので、
及第点評価とします。