ドリーならではの映像が撮れます。

カメラスライダーが欲しかったのですが、
価格も高く、
重くて大きくて持ち運びに不便そうなので、
とりあえずスケートドリーを買ってみました。
平滑な面があればカメラスライダーのように使えますので。

開封して各車輪を手で回してみると、
摩擦が違って回り方や音が違い、
失敗したかと思いましたが、
車軸にあるネジを六角レンチで調整すれば4輪の回り具合を揃えることが出来ました。

車輪の音はある程度します。
フローリングの床で転がした時、
カメラの内蔵マイクはしっかり拾っていました。

車軸の向きを変えて円周運動も出来るのでカメラスライダーとも違った撮り方が出来ます。
逆に2つの車軸を完全に平行にして直進するように固定するのは難しいです。
クリックがあるわけでもないので何度も微調整をしなければなりません。

付属の止ネジは1/4インチですが、
3/8インチのアダプターが付属しています。
私はこのネジで小型の自由雲台を取り付けて使用しています。

付属のフレキシブルマジックアームにはまったく期待しておらず使うつもりもなかったのですが、
意外としっかり固定出来ます。
軽量なミラーレス機なら問題なく、
中級一眼レフ機でも何とか使えそうな剛性があります。
このフレキシブルマジックアームにはホットシューに取り付けられるアダプターやメス-メスの止ネジが付属しており、
スケートドリーだけでなくカメラリグなどでも使えそうで得した感じがします。

スケートドリーの動かし方として「直接手で動かす」、
「紐で引っ張る」の他に「棒で押したり引いたりする」がコントロールしやすいと思います。
本体に3つのネジ穴があるので自由雲台を2個取り付けて、
一方はカメラ、
もう一方には一脚を取り付けて使っています。
このとき、
付属のメス-メスの止ネジが役に立ちます。

非常に低い位置にカメラをセット出来ますし、
持ち上げて向きを変えるのも楽なので犬猫撮りにも重宝しています。
下記リンクは室内でドーリーを使って犬を撮った動画です。

http://youtu.be/vz7XqSQFQUE