世界の環境学者・運動家と仏教者で碩学の対話
 アーノルド・トインビーを始めとして、
分野を問うことなく世界の指導者や学識経験者と数々の対話集を編んできた創価学会インターナショナル会長の池田大作氏が、
1972年に「成長の限界」を世に問うた政策シンクタンク「ローマクラブ」の現共同会長である世界的環境学者で環境運動家であるエルンスト・ウルリッヒ・フォン・ヴァイツゼッカー博士と2010年3月から2014年4月にわたって月刊誌「潮」と「東洋学術研究」誌上で重ねてきた対話集である。
この対話が東日本大震災を挟んで行われていることが興味深い。

 この中で貫かれているのは、
現在の新自由主義に代表される市場経済に委ねていたのでは、
地球環境の破壊は進む一方で有り人類は一日も早く市場原理主義からの決別をするべきと言う主張である。
二人の対話は、
池田氏の巧みなリードにより、
両氏の戦争体験から家族との生活など、
普通の環境論議では聞けない話題もあり興味深いが、
二人が語るのは人間の有るべき姿であり、
幸福とは何かと言うことを多岐に渡って語り合い、
二人の心が響きあっている事が感じられる。

 地球環境をここまで疲弊させてきたのは、
産業革命以降のわずか200年間の人間の経済活動にある。
このままでは、
我々の子孫に残せる地球環境が崩壊してしまう。
二人はその切迫した危機感を感じながら、
これからは地球環境を害するものは一切作ってはならないと断言している。
ヴァイツゼッカー博士の近著「ファクター5」からの引用も多い。

 京都議定書の第二約束期間から離脱し、
名古屋議定書にも批准をせず、
CO2の排出目標は1990年に対しプラス目標にするなど、
ことごとく環境政策には後ろ向きの第二次安倍政権と連立を組む公明党は池田氏が50年前に創立した。
公明党の議員諸君には是非この書を読んでもらいたい。
読みやすい文章で万人向けである。
地球革命への挑戦 人間と環境を語る

その他の感想

メガネonメガネばっちりです
ステキな1枚
コクヨのテンプレートがダウンロードして開けないと意味無し
太ももの部分がクルクル巻かれてしまいます…
公文のポスターが終わったらコレ!
すばらしいけど・・
すごい役に立つ1冊
HDDをマシンI/OパネルのeSATAに接続します
時計大好き人
もともと色違いを使用していました。
買ってソンはありません!
SONYに感謝
文字が少ない本です。
かわいいぜ、広瀬すず!
生徒会の備品シールに。。。
少年時代への憧憬、愛する者への哀悼
印刷ズレを見越して周囲にマージンをとることが必要
楽しんでいます
中身が漏れやすい!
こんなものかな。
大雑把な私でも大丈夫
パワーは最高です
癒される(^^)
なぜワイエス家は「国民的画家一族」なのか
初めてのGIGABYTE.3枚目でやっと使えました。ぷんぷん
期待してましたが。
原子力開発の歴史と関連法律の変遷から見た国のあり方がみえる1冊です。
名演奏中の名演奏である、不朽の一枚であると思います。
単純に使いづらくなる
思ったより輝きがなかった(’・_・`)
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