公文書筆記には留意

　三菱鉛筆株式会社　公式webサイトに於いて『公文書』に使用できる三菱鉛筆製ボールペンとして　
ファントムやシグノイレイサブルなどのインクを消せる製品を除いた、
油性・水性・ゲルインクボールペンの黒インクの製品は、
全て日本工業規格(JIS規格)における公文書用特定の品質項目を満たしているとのこと。

　その中で最も耐光性が良いのは、
着色剤に顔料を用いたゲルインクボールペン『シグノ』で、
退色が殆どなく半永久的に視認可能。
油性ボールペンは染料（または染料と顔料の混合）インクを用いており、
顔料インクよりは描線の耐光性が劣るが、
染料インクの製品でも実用的な耐光性は充分あり、
書類などの描線が光に当たり続けないよう保管された場合、
染料インクでも20年経過後（想定？）の描線に変化は認められないそうです。


『ジェットストリーム』は他社製品と比較して、
低粘度油性ボールペンのなかでは筆圧が高めの私も一番使いやすい（書き味、
速乾性、
発色など）と感じました。
しかし、
その筆記文書を長期保存（年単位）した場合、
用紙によっては、
にじみ、
裏ぬけ（紙の裏まで染料成分が浸透してしまう）が発生したとの報告も一部ユーザーからありますので、
公文書など鮮明に長期保存が必用なものの筆記には『ユニボール シグノ RT1 』をお勧めします。