リアルかっこいいということ

身のまわりに一人はいる、
なんかかっこいい人。

色合わせがいいのか、
シャツの裾の長さがあっているのか、

ほどよく年を重ねたブーツを履いているのか…

ハッキリとはわからないけど「おしゃれだなあ」と感じる、

そんな人のクローゼットを覗きみるような一冊です。


紹介された商品も、
エンジニアドガーメンツや
visvimのように比較的値段の高い商品もあれば、

ハーレーやヴォルコム、
古着のように値段控えめの商品まで
とにかく「なんとなくカッコいい」が軸になって展開しています。


掲載されているコラムも、
知ってる人だけが知っているような
飲食店やスポットの紹介など、
センスの良さを感じさせます。


ファッションとコラムの割合などをみると、

マガジンハウスあたりの雑誌と近いものがあるかと思いますが、

こちらには手の届きやすい「リアルなかっこよさ」があるぶん、

そして「トレンド」にばかり重きを置いていないぶん
何度も読めるような満足感がありました。


ただ裏を返せば新商品を重視しないこの手の雑誌は、

広告が取りづらいせいもあるのか
いつの間にやら姿を消しているパターンが多いので（笑
ぜひ次も刊行してもらえるよう、
期待しています！