ここから始まる、記念すべき最初の魔法

大人気のソーシャルゲーム、
アイドルマスターシンデレラガールズ。
サービス開始から2周年目、
満を持して開催された
単独1stライブの映像化作品です。


この時が来るのを、
大勢のプロデューサーやファンが、
今か今かと待ち焦がれていたはず。

開催された舞浜アンフィシアターは、
TDLのシンデレラ城からもほど近い、
絶好のロケーション。

2000席ほどの会場ということで、
舞台と客席の距離が近く、
その興奮が画面越しに伝わってきます。


揃いの衣装で歌い踊る「お願いシンデレラ」で舞台の幕を開けたガールズたちは、
個性的なゲームの
キャラクターを演じきり、
魔法が解ける時まで一気に駆け抜けます。

各公演で披露された20曲を超える楽曲は、
どれもバラエティー豊かでキャラクターのイメージにぴったり。

もちろん、
ゲームの登場人物とガールズたちとがシンクロしていく、
アイマスのお家芸ともいえる世界観は健在。

それらの演出と、
ガールズたちの見事なパフォーマンスで、
輝く魔法の世界へとぐいぐい引き込まれていきます。

歌って踊って笑って泣いて、
まさに極上のエンターテインメントが凝縮されたライブだといえるでしょう。


声優のライブに多少の抵抗があったとしても、
それを振り切って足を踏み入れるのにもってこいなこの一本。

これから更なる人気を博すであろう、
アイドルマスターシンデレラガールズの先物買い的な意味も込めて、

必ず見ておくべき作品です。


さて、
さいたまスーパーアリーナでの「THE IDOLM @STER M@STERS OF IDOL WORLD!! 2014」から
自分達の道を歩み始めたシンデレラガールズ。

単独1stライブという新たな出発地点から、
ベストともいえるスタートダッシュを見せてくれました。

猛烈な勢いで4/5、
4/6昼夜の3公演を駆け抜け、
そして最後の挨拶で見せた彼女たちの素顔。

振り返れば決して平坦ではなかった道のりを、
強い想いで乗り越えてきたからこその言葉は、
強く心に響きます。