シンデレラ伯爵家の靴箱館 荒野の乙女は夢をみる (ビーズログ文庫) の感想

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参照データ

タイトルシンデレラ伯爵家の靴箱館 荒野の乙女は夢をみる (ビーズログ文庫)
発売日販売日未定
製作者仲村つばき
販売元KADOKAWA/エンターブレイン
JANコード9784047298873
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル

購入者の感想

魔術師の靴が引き起こす結構大規模な事件も非常に面白いのですが、私は主人公の日常…靴職人としての成長が楽しみになるようなエピソードの方に引き込まれました。この店で靴を作りたくなります。
ラブ面では、主人公とオーナー様の拙いやりとりにほんわかしたり、妹様の恋愛指南にニヤニヤしたりと楽しめました。
主人公のルーツについて謎が深まってきたので早目に次巻を出して頂けると嬉しいです。

ずっと楽しみに待っていた2巻。期待通り、とてもよかったです!
今回は登場人物それぞれ(脇役やゲストキャラも含めて)に転機があり、ラブ的にもお仕事的にもvs魔術師的にも物語が動き出した印象があります。
また、今回もとある有名な童話がモチーフになっていて、知っているとますます楽しめる内容になっています。ゲストキャラの名前がジュディというのがいいですね!
相変わらず靴の描写も素敵で、読んでいると靴が買いたくなります(笑)

キャラの話をすると、アランの残念なイケメン具合がパワーアップしてます。女心を全く理解していないアランの言動により戸惑うエデルや、斜め上の考え・発言をするアランの姿が面白いです、まさにラブコメ!
でもガラスドームの経営者として采配を振るアランは素敵だし、ぽろっと言うこともかっこいいです。だからこそ、エデルだけでなく、従業員皆から慕われるし、黒幕の彼もほだされてしまったんでしょうね。人たらしです。
エデルも、気弱だけど芯が強く話を変にややこしくしない主人公なので、読んでいて気持ちが良いです。
最後のエデルとアランのやりとりは笑えるんだか萌えるんだかで、、着実に進展しているとはいえ互いを振り回しあうズレたカップルの今後が楽しみです。
脇役だとセスがいい味出してます。矛盾を抱える姿は、一番人間臭いかもしれません。

ファンタジーと童話オマージュと靴と魔術。夢を追いかける自立したヒロインと戦うかっこいいヒーロー。少女小説ならではのときめくエッセンスが詰まったこの少女小説を、これからも応援したいと、改めて思わせてくれる巻でした。
あと相変わらずあきさんの挿絵がよかったです!
これからエデルの両親の過去や魔術師側の詳細が明かされてくのでしょうね。3巻も楽しみにしています!

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