おこぼれ姫と円卓の騎士 提督の商談 (ビーズログ文庫) の感想

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参照データ

タイトルおこぼれ姫と円卓の騎士 提督の商談 (ビーズログ文庫)
発売日販売日未定
製作者石田リンネ
販売元KADOKAWA/エンターブレイン
JANコード9784047297104
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル

購入者の感想

デュークの一件以降、早急に夫を、という次の方針?から、隣国ナパニアの第六王子ソレスを見定める事にしたレティ。
庶子ながら、若くしてナパニア海軍艦隊の提督に抜擢された彼は、レティの『夫』としての条件を満たすのか?。ナパニアの貸客船でソレスと手順を踏んでお近づきになる予定が、彼のひととなりにレティの脚本とは勝手が違ってしまい、振り回され。その上ある陰謀に巻き込まれてしまう―。

前巻のレティの決意から今回のさっそくの『夫候補登場』の流れ、レティとデュークに上手く行って欲しい読者として、けっこう本気でそっちに話が進んじゃうのとヤキモキしましたが、逆にキャラの方は冷静でした(笑)。
レティの夫探しが「女王の配偶者」探しである限り、割りきれる。そんな流れを読んでいると、二人は互いに知らぬまま、同じ方向に向かっている事にニヤニヤしてしまいました。

今回、陰謀解決に当たってナイツオブラウンドは裏方的役割なのでほとんど活躍の描写がなく、レティとソレス王子にしっかりスポットライトが当たっています。ナパニアでの綱渡り、レティが手に入れたものは何なのか。
アイリーチェの鋭い分析(さすが女子)、ソレスに対するレティの感情に納得しつつ、こんなに周囲にバレバレなのに、一人そうは思ってないデュークがすごく愛いやつに思えてきました(^^)。

ドラマCDについては、ビーズログHP、おこぼれ姫の特設ページから視聴が出来るので、聞いてからの購入をおススメします。
私は、男性陣はともかくレティのイメージが違ってしまって買う気になれず、通常版にしました。
声に感情表現が入りすぎていて、どうにも騎士達を従えてしまう風格とか品より、賢しい小娘、っぽく感じてしまいました。

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