センター試験必勝マニュアル数学2B 2015年受験用―新課程版 の感想
参照データ
タイトル | センター試験必勝マニュアル数学2B 2015年受験用―新課程版 |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | 学参 東京出版 |
JANコード | 9784887422124 |
カテゴリ | ジャンル別 » 教育・学参・受験 » 高校教科書・参考書 » センター試験対策 |
購入者の感想
かつてはセンター数学高得点者の必須アイテムだった本書だが、ここ数年のセンター試験の難化に対応できなかったようです。
まず扱っている問題が古く、実践Toolで解ける問題を選んで掲載しているようにしか思えません。実際に昨年度版までは過去3年間のセンター過去問が掲載されていたのに、これがカットされた理由も不明です。昨今の難問は実践Toolだけでは解けないと認めているようなものです。
また数列やベクトルより簡単な「確率分布」を扱っていないのもいただけません。数列かベクトルのどちらかが難問の時は、10分で(分散と標準偏差以外)解けて15点(/20点)は確保できる確率・統計を選択するのが賢いやり方です。
ここ数年の2次試験化、あるいは発想力重視傾向を強めたセンター数学は、単純な計算テクニックだけでは完答できません。またマーク量も膨大になっていて、昔の問題のように、穴埋めの形式から解答を予測して答えを埋めるような手法も通用しにくくなっています。
センター試験は数学に限らず、漢文や公民などもかつては通用していた裏ワザや手法では正解できないような問題が増加しています。
結局のところセンター数学で満点を狙うには、2次の難問でも解答できるような実戦力と、誘導に乗れなくても地道に計算で答えを出せるような計算力・集中力を養うしかないみたいです。
その点では本書よりも同じ東京出版の「月刊大学への数学」「1対1対応の演習」あたりをしっかり取り組むのが、遠回りなようで一番近道かも知れません。
まず扱っている問題が古く、実践Toolで解ける問題を選んで掲載しているようにしか思えません。実際に昨年度版までは過去3年間のセンター過去問が掲載されていたのに、これがカットされた理由も不明です。昨今の難問は実践Toolだけでは解けないと認めているようなものです。
また数列やベクトルより簡単な「確率分布」を扱っていないのもいただけません。数列かベクトルのどちらかが難問の時は、10分で(分散と標準偏差以外)解けて15点(/20点)は確保できる確率・統計を選択するのが賢いやり方です。
ここ数年の2次試験化、あるいは発想力重視傾向を強めたセンター数学は、単純な計算テクニックだけでは完答できません。またマーク量も膨大になっていて、昔の問題のように、穴埋めの形式から解答を予測して答えを埋めるような手法も通用しにくくなっています。
センター試験は数学に限らず、漢文や公民などもかつては通用していた裏ワザや手法では正解できないような問題が増加しています。
結局のところセンター数学で満点を狙うには、2次の難問でも解答できるような実戦力と、誘導に乗れなくても地道に計算で答えを出せるような計算力・集中力を養うしかないみたいです。
その点では本書よりも同じ東京出版の「月刊大学への数学」「1対1対応の演習」あたりをしっかり取り組むのが、遠回りなようで一番近道かも知れません。