旅はタイにはじまり、タイに終わる ――東南アジアぐるっと5ヶ国 (幻冬舎文庫) の感想
参照データ
タイトル | 旅はタイにはじまり、タイに終わる ――東南アジアぐるっと5ヶ国 (幻冬舎文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 吉田 友和 |
販売元 | 幻冬舎 |
JANコード | 9784344422247 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » エッセー・随筆 |
購入者の感想
ただいま退活中のリタイアード予備軍です。これから残りの人生を日本以外の東南アジアにも保険をかけて暮らそうといろいろ思案中です。著者が述べるように東南アジアのゆるゆるした雰囲気の中でrewindして、人生をrestartするつもりです。ただ悲しいかな、経済飯プラス冷え冷えビールはすごく魅力的だけれど、60にもなると節度を保たなくてはいけない身体になってしまいました。なかなかうまく行かないのが人生です。
街角の屋台で食べているときの満足感,乗り物の中で感じたこと,旅先で出会った人々との会話や表情など,感じたことを折に触れて書いていて,共感できる表現が多い。 次の旅先に行くための計画や準備,現地の名物や食べ物の好み,交通手段を選択した基準,両替,クリーニングなど,旅行者としていつも自分がしていることとダブってくる。 違うのはゴルフをメインにしていないことぐらいか。 ちょっとした失敗さえも自分と同じだと。 また,そこにいる幸せな感じを上手く表現していて,楽しい。 いつも,サウナの中で汗をかきながら,そして暑い東南アジアのことを思いながら,この本を読んでいた。