地アタマを鍛える知的勉強法 (講談社現代新書) の感想
参照データ
タイトル | 地アタマを鍛える知的勉強法 (講談社現代新書) |
発売日 | 2012-09-28 |
製作者 | 齋藤孝 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 |
購入者の感想
この本が巷に溢れる多くのハウツー本と異なる点は「勉強するとこんなに素晴らしいことがありますよ」ということを、豊富な具体例を挙げつつ説明している点にあります。これは読書の大家である斎藤孝氏だからこそ出来ることでしょう。
私は長年にわたり多くの勉強ハウツー本を読んできましたが、勉強で一番問題となるのは「ハウツー」の部分よりもむしろ「モチベーションを長期的に維持すること」だと痛感しています。たしかに本書にはハウツーに関する多くの記述があります。しかし私がこの本を高く評価したい最大の理由は、むしろ本書が「モチベーション」の部分を様々な角度から刺激してくれることです。
私にとって印象的だった部分を以下に挙げます(原文を簡素化しています)
・自分が自分の勉強コーチになったと考えたとき、とつぜん解放感を感じた(p6)
・イチローのように自分の感覚と対話しながら臨機応変に対応していくことが大切だ(p9)
・身につけた知識を人に語る楽しさを覚えると、さらに勉強したくなる(p19)
・勉強は覚悟で決まる。これは頭の良し悪しより大事だ(p24)
・勉強すると本質をいきなり掴めるようになる(p47)
・外人と話すときニーチェやゲーテなどについて知っていると大変役立つ(p61)
・問いを発しながら教科書を読んでいくと、理解が格段に深まる(p84)
・知識は使い込まなければ活かせない(p122)
・勉強とは「生きる力」を身につける最強のスキルだ(p187)
私は長年にわたり多くの勉強ハウツー本を読んできましたが、勉強で一番問題となるのは「ハウツー」の部分よりもむしろ「モチベーションを長期的に維持すること」だと痛感しています。たしかに本書にはハウツーに関する多くの記述があります。しかし私がこの本を高く評価したい最大の理由は、むしろ本書が「モチベーション」の部分を様々な角度から刺激してくれることです。
私にとって印象的だった部分を以下に挙げます(原文を簡素化しています)
・自分が自分の勉強コーチになったと考えたとき、とつぜん解放感を感じた(p6)
・イチローのように自分の感覚と対話しながら臨機応変に対応していくことが大切だ(p9)
・身につけた知識を人に語る楽しさを覚えると、さらに勉強したくなる(p19)
・勉強は覚悟で決まる。これは頭の良し悪しより大事だ(p24)
・勉強すると本質をいきなり掴めるようになる(p47)
・外人と話すときニーチェやゲーテなどについて知っていると大変役立つ(p61)
・問いを発しながら教科書を読んでいくと、理解が格段に深まる(p84)
・知識は使い込まなければ活かせない(p122)
・勉強とは「生きる力」を身につける最強のスキルだ(p187)