ワールド・ウォーZ エクステンデッド・エディション2Dブルーレイ [Blu-ray] の感想

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参照データ

タイトルワールド・ウォーZ エクステンデッド・エディション2Dブルーレイ [Blu-ray]
発売日2013-12-20
監督マーク・フォスター
出演ブラッド・ピット
販売元角川書店
JANコード4988111145376
カテゴリジャンル別 » 外国映画 » アクション » パニック

購入者の感想

劇場版は血が出てませんでしたがBlu-rayですとゴア描写が少しは増えているように見受けらました。
追加の七分とは別にVFXで追加してるのかまでは分かりませんが希望の星の軽快な自爆シーンもBlu-rayで観ると、ちゃんと後頭部が破裂してるのが見受けられるので分かりやすいですね。
そして吹き替えに関してですが劇場で観た時も思いましたが本当に豪華です。
同時期公開だったパシフィックリムにも負けてない豪華さな気がします。
主人公のジェリーは堀内賢雄さん、
国連事務次長のティエリーは玄田哲章さん、
可愛い女の子二人の義理の兄になったトーマスは釘宮理恵さん(カウントダウンのナレーションも)
在韓米軍基地リーダーのスピークは大塚芳忠さん、
元CIAエージェントは若本規夫さん、
モサド高官のユルゲン・ヴァルムブルンは磯部勉さん、
後半から主人公に同行している女兵士セガンは坂本真綾さん、
他にも有名な声優さんが出演しているのでなんだか昔のロードショーを観てる気分になれました。(篠原さんや子役は別にして)

アクションも悪くないのでオススメな作品です。

 アクション映画やゾンビ映画が大好きで、
WORLD WAR Zは本も持っていたので購入してみました。

 レビューを見て思ったのですが、
ゾンビ映画と知らずに観たという人が多いということに驚きました。
 自分は映画化されるより前に本を買っていたからかもしれませんが
タイトルの感じを見ても、PVを観ても、ゾンビ物としか思えません(笑)

 本とは内容とか雰囲気とかが違うから、
本の話が好きだった人が面白くないと言えるのはわかりますが、
主演がどうこうのレビューはあんまり気にしない方がいいです。

 また、怖さが無いというレビューも見られますが、
アクティブなゾンビってだけで結構怖いです。(自分なら即死w)
 バーン!と目の前にゾンビが現れてビックリ!みたいなのが「怖い」という
ことでしたら、他のゾンビ映画をオススメします。

 初期の感染から感染拡大までの流れが自然だし、
ヘリでの脱出のシーンや輸送機に燃料を入れるシーンなどは
アクションに手厳しいミリタリーオタクの方でもきっと満足できるはず!
(戦争映画やゾンビ映画はあまり観ないという人には分かり難いかも;)

 個人的には、
他のゾンビ映画と比べて最初から最後まで安定した内容だと思います。
(主人公がガンアクションで無双したりしないのがいい!)
 また、ハッピーエンド(続編も出るよ!!)なので、
SFに走るゾンビ映画やお先真っ暗のゾンビ映画に疑問を持った方は、
とても楽しめる(安心して観れる)映画だと思います!!

 それでも、あくまで序章という点を留意して観てください。
(本も読んでみてください!複数の人の体験をまとめたような本です。)

マックス・ブルックスによるベストセラーの原作WORLD WAR Z 上 (文春文庫)は人類文明を絶望の端に追い込んだ未曾有の災厄から10年後に元国連職員が様々な境遇の人民から当時の模様をインタビューするというユニークな体裁の作品でした。
この原作を読めば2時間程度の映画にするのはどう考えてもムチャな話であることはすぐに分かります。
そもそも、この原作には主人公と呼べる人物もいない訳です。
しかしブラッド・ピットという金看板を据える以上、とにかく物語が無ければ始まらない訳でと言う経緯もあって本作は近年では珍しい位の難産になった訳です。

脚本は何度も書き直され、再撮影が繰り返された結果、スケジュールを抑えていたエド・ハリスとブライアン・クランストンの実力派の二人は出演できなくなってしまいました。
オマケにようやく完成したラストがパラマウント映画の上層部から総スカンを食い、2000万ドルを計上して新たに作りなおす羽目に。
その為、脚本家は5名、撮影監督も3名が次々に交代することに。
結果として出来上がった作品が当初の想定とはかなり異なったものになっているのは間違いないところでしょう。

本作で一番批判されているのは結局これが「ゾンビホラー」になっていないという点でしょうか。
実際、いわゆるゾンビジャンルの作品なら避けて通れない筈のゴアシーン(生者が食われる等など)はおろか流血シーンも全くといって良いほど出てこない。
本作のアメリカにおけるレーティングは”PG-13”であり、日本に至っては「G」で誰でもOKなのだ。
うがった見方をすればこれも高騰した製作費回収のための策と見ることも出来ましょう。
この「ファミリー向け」のアプローチを選んだ結果、いわゆるホラーファンからすればかなり物足りないモノがあるという気はします。

マックス・ブルックスが2006年に発表したゾンビとの戦いを描いた同名小説を、
「キック・アス」「ツリー・オブ・ライフ」等で知られる、ブラッド・ピットが設立した
製作会社プランBが映画化した作品。
原作は、An Oral History of the Zombie War“”と副題があるように、アメリカ、イスラエル、
中国など世界12か国を舞台に、ゾンビと遭遇した様々な人々の忌まわしい記憶を
取材する形で書かれたオーラル・ヒストリーになっていて、ゾンビ以上に不死身の主人公が
活躍する映画とは趣を異にしています。
他にも原作のゾンビは動きが鈍かったり、ゾンビに襲われた感染者は直に症状が出ず、
一般人に紛れて海外に移動することでパンデミックが起こる原因になっていたりと、
視覚的な妙味に欠けるので、本作では、感染すると12秒の速さでゾンビ化して、
逃げ惑う人々を猛スピードで襲い掛かかる設定に変更して、映画としてのダイナミズムを
生み出すことに成功しています。

現在のゾンビ映画は、30年以上前に作られたジョージ・A・ロメロ監督の「ナイト・オブ・
ザ・リビング・デッド」が原点で、その後、恐怖映画の一ジャンルになるぐらい、
大量の作品が生み出されて来ましたが、本作の様なスケールの大きなゾンビ映画を
今まで観たことがありません。
土石流が押し寄せるように、数えきれないゾンビたちが都市を埋め尽くしていく光景は、
ホラー映画と言うよりパニック映画を観ているようで、手を替え品を替えて、
矢継ぎ早に繰り出されるアクション仕立ての修羅場に、拳を握りっぱなしでしたが、
主人公の行動の源泉である家族愛や人間を上辺しか描いていないので、
多くのハリウッド映画と同じく、心に何の足しにもならない、数年後には記憶から
零れ落ちて、忘れ去られてしまう類の映画です。

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