TIOGA(タイオガ) Forged クイックシートピン ブラック SPS01300 の感想

古いＢＳ量産スポーツ車２６×１ 3/8 W/Oを固定ローラー台（ミノウラＶ−２７０）にセットしてエアロバイク化したら、存外上手く行ったので、家族で共用するためにシートピンをクイックに取り替えた。

幾つかのパーツメーカーから同等製品が出ており、インターネットで物色して本製品を取り寄せてみた。
対応寸法が不明なので、古いスポーツ車に使えるかどうか不安であったが、適当なワッシャーを何枚かシムとして挟んだだけで、無加工でセットできた。　本製品の軸は５ミリ径で、ネジ山はＭ５である。

インプレッション：一々、アーレンキーでシートポストピンを回していた（慣れても２０秒くらいかかる）のが嘘のように、あっけなくワンタッチでサドルが上下できるようになり、大満足。　ナット側（緩み止め式）で微調整すれば、ベストのセッティングを出せる。　質感も非常に高い。　フレームに合わせて色を選べば、純正品と言っても違和感はない。

最近、１９７０〜１９８０年代の古い量産スポーツ車（ランドナー、スポルティーフ、ミキストなど）が人気だという。死蔵されていた旧式スポーツ車が、復活するのは喜ばしい。そのような旧車にもクイックシートピンは使える。
お試し頂きたい。　但し、現代のクイックシートピンは軸が５または６ミリと細く、旧車の太いシートピン（３昔前のＢＳは８ミリだった）から交換すると、実用上は支障ないが潔癖症の人は面白くないかも知れない。　この場合、８ミリ径の市販パイプを短く切断しスリーブとして挿入してやれば、軸部の外観は変わらない。