氷の世界ツアー2014 ライブ・ザ・ベスト(初回限定盤A)(Blu-ray Disc付) の感想

プラケースを開けると、まずBlue-rayが先に収納されており、
CDを聴く前に鑑賞しました。
「氷の世界」発売から４０年・・・私と「氷の世界」の出会いから３５年・・・
一曲めの『感謝知らずの女』はダイナミックなコーラスが加わったため
原曲よりいっそう迫力が増しています。

MCを挟んで、アルバム収録順に「氷の世界」が披露されます。
『あかずの踏切り』から『おやすみ』まで全曲、ほとんどアレンジを施さず、
変わったのは陽水のやや福与かになった風貌と、野太い歌唱のみ。

当時は『心もよう』『桜三月散歩道』『小春おばさん』が好きだったので、
B面を聴く頻度が圧倒的に多かったのですが、
陽水が弾き語る『白い一日』『自己嫌悪』に、込み上げてくる物を感じました。
『自己嫌悪』の一部歌詞はやはり変えてありますが、違和感は全く感じません。
そして『帰れない二人』『待ちぼうけ』を目を閉じて聴きながら清志郎を思い浮かべ、
アンコールのラスト『眠りにさそわれ』で、ついに涙があふれました・・・。