Van Halen 2 の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

　1979年、VAN HALENの2ndアルバムです。
（原題「Van Halen II」、邦題「伝説の爆撃機」）

　デビュー作「Van Halen」(1978)は、鮮烈なインパクトを与えた作品でした。
　アメリカンHR史、ロック・ギター史という観点からすると歴史的名盤ですし、細かいこと抜きにしても大名盤でしょう。

　続く、この2nd「Van Halen II」でも、素晴らしい楽曲・演奏・グルーヴを聴かせてくれます。
　ミディアムテンポでHeavyな雰囲気漂う(1) "You’re No Good"でスタートし、
キャッチーで明るいヒット曲(2) "Dance the Night Away"、
そして、(3) "Somebody Get Me a Doctor", (4) "Bottoms Up!"、(5) "Outta Love Again"、(6) Light Up the Sky"と、
怒涛のHRチューンが続き、爆発！炸裂！します。

　そして、"Eruption　2"とも言える(7) "Spanish Fly"
　ギターを弾く人間なら、ナイロン弦でここまで弾いてしまうEddieに、恐ろしさすら感じるでしょう。

　1st「Van Halen」から1年後の作品で、内容も1stに負けず劣らず素晴らしい名盤です。
　ジャケットは地味な感じなのですが、中身は全然熱いHRです。
　
　「VAN HALENファン」は、必聴です。
　個人的には、1st「Van Halen」 & 2nd「Van Halen II」はセット。
　1stが気に入った人は、続けて、この2ndに手を伸ばしていただきたいです。