バタフライ の感想

激レア新品未開封の国内初回限定盤マライア自筆メッセージ入りフォトブック付きスペシャルパッケージのデットストックモノを1枚と開封モノ1枚計2枚購入しました。約22年前の初回限定盤の未開封新品のデットストックが手に入るとは(驚)当時の定価￥2345で最後の1点在庫でプレミア価格で5千円ぐらいしたけど、長い間この国内初回限定盤の未開封新品探してたんでめでたいです。

ハービー・ハンコックが女性ボーカルで唯一バックを務めたアルバム
再発盤→ブルースペックCD→ブルースペックCD２と3枚購入しました。
音はどうでしょうね？1997年のリマスタリング盤と同じ音源ですから
変わったと言えばブルースペックの素材で若干きらびやかになった印象でしょうか。
ブルースペックCDが2500円、今回のブルースペックCD2が1890円ですから
もしこれから買おうと思ってる方はブルースペックCD2の方が値段的にも◎でしょう。

内容は申し分ありませんね。
ハービーの「ダイレクトステップ」を聞きましたが、
圧倒的にこっちの方が熱を帯びてます。
「I thought it was you」のラストのボコーダーとの掛け合い、
「処女航海」に歌詞を付けて歌ったり、
「バタフライ」の妖艶な感じなどなど聞こどころ満載です。
「ダイレクトステップ」と比較したのは、ほぼメンバーが同じ点なので。
あとは「I thought it was you」は原曲はD♭に対して、笠井紀美子は全音上がったE♭
全音違うだけでキャッチーさがさらに増した印象を受けます。
歴史的名盤をぜひ広く知って聞いてもらいたいです♪

　1997年、Mariah Careyのアルバムです。

　Mariahは、デビューから、ずっと大ヒットを続けていましたが、
個人的には、前作「Daydream」で、「さすがのMariahも、ちょっとネタがしんどくなってきたかな？」なんて思っていました。

　そして、このアルバム「Butterfly」で、R&BやHip-Hopを大胆に取り入れ、新機軸を打ち出しました。
　特に、Sean "Puffy" Combsを起用した(1) "Honey"は、かなり衝撃的でした。

　全体的には、Hip-Hop的なリズムトラック、サンプリングを多用したタイプの楽曲と、
旧来のMariahを感じさせる楽曲とが、織り交ざった感じです。

　大ヒットした、1st Single、"Honey"
　Walter Afanasieff作曲の、いかにもMariahなバラード、"Butterfly"
　Sean "Puffy" Combsのよる、スタイリッシュなナンバー、"Breakdown"
　美しい歌唱、渾身の歌唱が聴ける、感動的なバラード、"Whenever You Call"
　Prince 「Purple Rain」収録曲のカバー、"The Beautiful Ones"
。。。などなど、気に入っています。

　リリース当時は、賛否が割れたアルバムですが、個人的には、全然いいアルバムだと思います。
　当時、「否」派だった人も、今となっては、自然と楽しめるのでは？
　結構、意気込みが感じられますしね。

　「Mariah Careyファン」に、オススメです。
　特に、「新しい作品から後追いして聴いている人」に、オススメします。
（中古盤・激安です。。。が、決して「使い捨て音楽」ではありません。）

（参考）
　日本盤は、
ボーナストラック2曲「Honey (So So Def Radio Mix) featuring Da Brat & JD」」「Honey (Def Club Mix)」収録。