宇宙戦艦ヤマト2199 オリジナルサウンドトラック Part.3 の感想

26曲目「哀しみのヤマト (オーボエのみ)」。
実はサウンドトラックPart.1の15曲目「哀しみのヤマト」と同じ曲なんです。
重複収録。
酷すぎるでしょ。

29曲目の「哀しみ (沖田の死)」
元は「悲しみ」なのだが
2202のサントラVol.2のDisc2の15曲目では
「悲しみ (沖田の死)（新録音）」となる。
統一して欲しい。

宮川サウンドは最高ですけど。

♪うちゅうせんかんヤーマートー♪で始まる「宇宙戦艦ヤマト (TVOP Short Size)」ですが
これは、エンディング付きなんですね。

TV放送のOPはフェードアウトVerなので
「宇宙戦艦ヤマト (TVOP Short Size)」と「宇宙戦艦ヤマト (TVOP Short fade-out Ver.)」を
編集して真のTVサイズVerを作りましたよ。
♪うちゅうせんかんヤーマートー♪で始まりフェードアウトで終わるVer.に。
主題歌集CDに収録のTVサイズは「宇宙戦艦ヤマト (TVOP Short Size)」と同じです。

まず最初に言いたいのが、収録されないのではないか、と危惧されていたワープ場面の曲が、ようやくこのCDで収録されたことです。よかったです（笑）。しかし白眉は、やはり第七章の曲でしょう。
「孤高のデスラー」はフルサイズでこそ価値がある曲ということがわかりますし、「デスラー襲撃」の終わり方には、やられた！と思いました。そして「虚空の邂逅」とそのバリエーションは、かつての「想人」に相当する曲ですね。宮川彬良先生が、父親の泰先生の心をしっかりと受け継いで、ヤマトという作品を愛していることが伝わってくる名曲だと思いました。

なお、サントラpart.1と2で問題になった音質の悪さ（音が歪む）が、改善されています。波形レベルでチェックしましたが、大幅に変わっていました。みなさんの要望が届いた形だと思います。惜しいのは、ラストの３つのボーカル曲のマスタリングがpart1や2に近い状態で、音が歪んでしまっていることです。

とても残念な点としては、曲目一覧のミスプリがあげられます。「あお水晶」の「あお」の字は、どれが正しいんでしょうか。あの花の色は「碧」だと思います。また、２８曲目は「眠れる想い」というタイトルだったのではないでしょうか。それから、各曲の作編曲者名も、相変わらず記載されません。音楽そのものが素晴らしいだけに、とても残念です。
余談ですが、2013年9月現在でサントラpart.2までの曲は、JASRACのデータベースで作曲者名がわかります。たとえば「ヤマト渦中へ」は泰先生の作曲で、「YRAラジオヤマトのテーマ」は彬良先生の作曲という扱いになっています。

※曲名の正誤表
・バックジャケット
【誤】
03 哀しみのBG (真っ赤なスカーフ)
20 第2バレラス
24 翡水晶
28 イスカンダルの過去
30 地球の緑の丘 (旅立ち〜明日への希望)
【正】
03 哀しみのBG (真赤なスカーフ)
20 第二バレラス
24 碧水晶
28 眠れる想い
30 地球の緑の丘 (旅立ち〜帰還、そして明日への希望)

・ブックレット内P8