プロレス 疑惑の男 (別冊宝島 2242) の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトルプロレス 疑惑の男 (別冊宝島 2242)
発売日2014-09-13
販売元宝島社
JANコード9784800231062
カテゴリ »  » ジャンル別 » ノンフィクション

購入者の感想

相変わらずの暴露系プロレスムックである。
覆面記者座談会でも指摘されてたが、プロレス関連での半数を占める「回顧・暴露系」の先兵であろう。
もはや、休日の時間潰しのネタとしてしか購入動機がない。
購入もフラッと立ち寄った書店で、立ち読みしつくされたボロボロの本を入手した次第である。
昔だったら新品完品しか触手が動かなったのだが、そこまでの価値を業界に求めてないのかもしれない。
・橋本大地退団の真相
彼は故橋本真也氏の出棺の時、斎場で見たことがあり、その後も定食屋においてあるスポーツ紙に掲載されてある記事で見ただけだが、
ずいぶんと表情が変わった。格闘家としての厳しさというより、何かよからぬことを経験したような人相である。
そう、表情ではなく、人相になってしまったと感じた次第である。
橋本家の家計に関する記載は、同書を見ていただければと思うが、
若くして大人の世界に入り、いろいろあったんだろうと思う。誘惑もあったんだろう。
それを断る意志の強さはなかったようだ。
関連して、例の折鶴兄弟の記載があったが、やはり仕込みであったかと納得。
当時から胡散臭いストーリーに感動ではなく、裏を知りたいと思ってたが、そこまでの情熱もなく、
今に至り、またその名前とその後を知り、つくづくこの業界の裏側は旧態依然、腐りきってる部分があるんだなと
何度目かの痛感をした次第。

あんまり内容を記載することは避けるが、やはりこの業界、
どうしようもない慣習が常識として、いまだに続いているんだなと感じた。
新日本でも、例のラインテロによる某レスラーの醜聞が問題になり、対策に躍起らしいが、
他の団体では、死亡事故さえも隠蔽し、当事者あるいはそれなりの責任ある立場の人間さえも、
知らぬ存ぜぬを通し、それで平然としている。

間違った考えかも知れないが、
昔は、新日と全日、あるいは新日全日とインディーという図式があり、ファンの棲み分けもそれなりに明快であった。
かつてアメリカでWWF、AWA、NWA…など団体が、WWF一人勝ちになったように、

ZERO1女子練習生死亡事件の裁判は終わったと聞いていたので、
てっきりZERO1側が過失を認めて、償いや謝罪を行ったものと思っていたのですが、
とんでもない、結局法廷の場でも嘘に嘘を重ねて、
知らぬ存ぜぬ、証拠がないで通しきっただけだったとは…。
この件は、経過が気になっていたので、その後がわかったのは大変有意義でした。

最近とみに、容姿が悪くなった橋本大地に関しても、
その『よろしからぬ』素行や交友関係、橋本家の経済事情と借金問題などに触れ、
IGF移籍の裏を探る内容で、
これまで疑惑を持ちつつ、一縷の期待をかけてきた破壊王Jrにも完全に愛想が尽きました。

この2つの記事でまあ値段分の元は取れました。
自称プロレスライター達の覆面座談会、
猪木がらみの記事、
予定していた記事が掲載できなくて、急遽埋め込んだかのようなブッチャーの記事、
など、あとの記事はいつもの宝島クオリティ、推して知るべし。

まあ普通のプロレスファンにはおすすめしません。
夢とか希望とかとは程遠い本なので・・・。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

プロレス 疑惑の男 (別冊宝島 2242)

アマゾンで購入する
宝島社から発売されたプロレス 疑惑の男 (別冊宝島 2242)(JAN:9784800231062)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.