臆病者のための株入門 (文春新書) の感想

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タイトル臆病者のための株入門 (文春新書)
発売日販売日未定
製作者橘 玲
販売元文藝春秋
JANコード9784166605149
カテゴリ »  » ジャンル別 » ビジネス・経済

購入者の感想

わたくしの拙い知能の範囲で読解した範囲内ですが
其の1:
市場の予測はできない(成績だけ見れば、自称プロデーラーはサルより悪い・・・性格は?)
其の2:
市場は場に変化ができても、時間が経てば勝ちも負けも無い状態に還元される が
その僅かな異差を狙って利益を出す方々も僅かにいるが、異差を見つけるために日々の精進が必要である。
其の3:
資本主義市場は拡大を続ける市場なので(ホントかな?)世界中に札を張っていけば、自ずと残高が増えるはず なのですが
この20~30年間、世界の覇者たるアメリカ市場に賭けていたら資金は4倍、日本市場だけに賭けていたら4分の1になったのよ

ま~ぁ 勝ち馬に乗って、気長に行けば良い時もあるさ、という話だったんじゃないのかな?  
これからも資本主義市場が拡大を続けていけるなら

株式投資について、非常に偏りのない、客観的な立場から包括的に書かれた本。

証券会社の入力ミスによっていっきに20億円をかせいだジェイコム男(1章)、
ホリエモン(2章)、著者の著者のデイトレードの経験(3章)などをもとに、

株式投資というものが、いかに恐ろしいものかという話が語られる。
(でも、そういう、恐ろしいやりかたじゃない、普通のやり方もあるんだよ、ということで
4章以降につながる)

最初の3章では、ホリエモンの錬金術のからくりが、非常にわかりやすく解説
されていたり、先物取引や信用取引のデイトレードが、いかに精神的にきついもの
なのかが、とてもリアルに描写されていて、おもしろい。

4章以降では、株式投資というのはどういうものなのか(4章)、あるいは、投資の神様と
呼ばれたバフェットや平成の花咲爺と呼ばれた竹田和平さんたちの投資法(5章)が紹介される。
(参考図書は、『株で富を築くバフェットの法則』、『竹田和平の強運学』)
6章では、さまざまなファイナンス理論を紹介しながら、経済学的にもっとも正しい
投資法を検討する。

著者の考えとしては、以下のとおり。

株式市場で儲けるためには、3つの代表的なやり方がある。

・わずかな歪みで勝負する短期トレーディング(大儲けする可能性もあるが大半は負ける)
・インデックスファンド(平均以上には儲けられないが、平均を下回ることもない)
・バフェット流長期投資(儲けられる可能性は高いが、いつ儲けられるかはわからない)

7章では、「うまい儲け話はない」という話で、8章は、ど素人のための投資法の話。

けっして目新しい話ではないけれど、でも、非常にまっとうな、偏りのない、客観的な話。

これから株式投資や、投資信託を始めようと考えている人は、
読んでみるといいと思います。

以下は、本書に掲載されていたオススメ参考図書

(1)トレーディングの本

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