「鉄道模型」の教科書 の感想

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参照データ

タイトル「鉄道模型」の教科書
発売日販売日未定
販売元実業之日本社
JANコード9784408452494
カテゴリ » ジャンル別 » 趣味・実用 » 模型・プラモデル

購入者の感想

自然の情景入りのレイアウト作りの参考として買いました。
作例では1000mm×727mmの大きさのパネル(画材のP40号というパネル)
を土台としたレイアウト作りを紹介。
カーブポイントを使って2両編成までの3列車を入れ替えながら楽しめるレイアウトプランです。

ジェッソやメデュームといった画材を多用して作成する工程を紹介しています。
レイアウト作成の手順を沢山のカラー写真と補足説明で丁寧に解説。
ところどころにワンポイントアドバイスもあります。
私の様な初心者でも手順、仕上がりを作例と照らし合わせながら
作れる所がとても良いですね。

終りの方に「応用テクニック」「制作のコツ」として
ウェザリングのやり方、塗装のコツ、プラ板をカットする時のコツなども少し紹介されています。

レイアウト作成前にどのくらいの材料が必要なのか、作成例のレシピも乗っているので、
初めてのレイアウト作りでも大体の予算把握が可能。
作成時にあると便利な工具、材料もカラー写真付きでザックリと説明されているので
画材を買った事のない私でも安心して買える点も良かったです。

本を眺めているだけで、レイアウトを作りたい!と思わせてくれる本ですね。
川、湖(池?)、山、トンネルなど、自然の情景の作成の手引きですので
応用して多様なレイアウト作りの基礎を勉強できると思います。
滝の作り方があれば、尚良かったですが。
失敗が怖い初心者の私ですが、手順が細かくカラー写真で掲載されているので
不安も特になく進められます。
レイアウト作成の初心者には、とてもオススメできる本ではないでしょうか。

 ディディエフが監修。
 NHKで放映された「ようこそ鉄道模型」が模型全般に関する入門書であったの比べると、本書はレイアウトに特化したものといえるだろう。

 具体的な技法ではいろいろおもしろい。
 トンネル関係のポイントは、
  ・入り口から光が届く範囲の壁を0.5mmのプラ板で工作する、・内部を黒く塗る、・脱線復旧用の穴を作る、など。
 地面の塗装では、バラストの技法は上記本とほぼ同じ。ただ、上記本では線路の塗装を推奨していたが、こちらではされていない。
  ・ジェッソという塗料を使う、・道路線路周りはグレー、水面は白色、地面は茶色を使う。
 ガーター橋のウエザリングも素晴らしい。つや消し黒のエナメル塗料を塗って綿棒でこするという技法が紹介されている。
 LEDキットが最近紹介されたとあるが、知らなかった。

 いつも思うのだが、レイアウトの本は、田舎とか昔の風景を再現するとかノスタルジー系のものが多いが、そういうものをみんな作りたがっているのかなぁと思う。
 P.13にあるような都会型のレイアウトや車両基地の複雑な線の引き回しをどう作るかに、むしろ興味がある人もいる思うのだが、どうだろう。
 自分の場合、山を作って木を植えてトンネルを作りたいかと言われるとそうでもないが、川を鉄橋で越えさせり、線路同士の美しい立体交差は欲しいと思ったりする。
 そういうレイアウト作りの本は意外にない。

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