TECMATE [ オプティメート4 デュアル ] バイク用 全自動充電器 [ 車両ケーブル付 ] Optimate 4 DUAL [ 国内正規品 ] の感想

私のバイクで使うには付属の車輌ケーブルが短く、３０センチほど延長して使用しました。
恐らくシートの下にバッテリーがあるバイクでしたらちょうど良い長さになると思います。
個人的にはもう少し長くして欲しかったです・・・
車輌ケーブル（またはワニ口クリップ）と充電器を繋ぎ、コンセントに差し込めば充電が開始されます。
あとは全自動で充電、フル充電後は維持まで行ってくれるそうで、強い味方です！

コンセントに差して使うので、安全のために並行輸入品より少し高いですが日本で特定電気用品の適合性検査を受けた証のPSEマーク付き品を購入しました。実際の所は殆ど並行輸入品と同じ仕様と思いますが日本で販売しても良い商品ということです。

さて、評価ですが、実は旧型を長年愛用してきて特に不満はなかったのですが、この新型DUALは多岐にわたって機能強化されており私の知る限りではバイク用充電器として最高の部類だと思います。高いですが相応の価値を持っている確かな充電器の一つで、プロが好んで使うのも、うなづけます。

旧型からの追加/変更点としては「初期診断による自動コース設定」、「パルス充電(サルフェーション除去と均一充電時)」、「BMW Can-Bus対応」などの機能追加、そして「非トランスのユニバーサル電源で高効率」、「信頼性の高いSAE端子」などの変更などです。また取扱説明書も旧型より分かりやすいですが実際はACコンセントを差すだけのフルオートなので動作説明の内容が主です。

それから、劣化度合いが異なる複数の手持ちバッテリ−で動作を観察したところ、プログラムも煮詰められているようで適切なコース設定、効果的かつ効率的なのに、できるだけバッテリーにダメージを与えない動作をするので感心しました。

特筆すべきは旧型ではNG判定されて復活できなかった過放電放置の劣化バッテリーが、それなりに復活できたことです。もちろん、新品同様には戻りませんが予備には使えそうなまで復活しました。この時のLEDを観察していると断続的に電圧や電流を多彩に変化させてサルフェーション除去にトライする賢い充電器に感じました。