スローシャッター・バイブル2 (玄光社MOOK) の感想

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一眼レフを使い始めて半年、だんだんと絞りやシャッタースピード、ISOなどの関係が分かってきました。
そろそろフォトコンなどに挑戦したくなり、被写体ブレや流し撮りなどを取り入れて表現の幅を広げたいと思っていました。

スローシャッターの技法はカメラの教本などに部分的に取り上げられてはいますが、この本はその名の通り、ほぼすべてがスローシャッターの項目です。
作例もこれでもか！とスローシャッターの写真が設定などと共に鑑賞できます。もちろん、シャッタースピードを上げて撮るべき場合も解説されています。

説明もQ＆A方式になっていて、自分が気になる項目が目に止まる構成です。
正直、これはスローシャッターじゃなくてもいいのかな？というものもありますが、それも敢えて試してみるのも練習かと思い早く撮影に行きたくなる本です。
初級〜中級者にお勧めだと思います。

写真例が多すぎで、具体的な操作手ほどきが不親切。
一通り目を通しましたが、二度と見る気にはなれません。

一冊目の「スローシャッターバイブル」もよかったがこの２冊目はさらに内容がグレードアップ。スローシャッターなんて、一部のプロの技、あるいは川の流れや滝の写真に使うだけ。なんて思っている人にすすめたい。スポーツ、天体、花火、山岳、風景など応用範囲は実に広い。読むだけでなく、撮影前に参考になりそうなページを読んでゆくとすぐ応用できる。手元に置いて、辞書やそれこそバイブルにように使える便利な一冊