Intel製CPU Z2460 Single Core 1.6GHz搭載 10インチ Android(Ver4.0.4)タブレット CLIDE10 CAP15ECS10TB11/T の感想

もともとが代理店ルートで販売される法人向けの
商品だけに、作りはしっかりしています。

シングルコアですが、ハイパースレッディングにより
2スレッドで動作しますので、通常の使用では、
ほとんどストレスを感じません。
この辺はさすがIntelといったところです。

省電力のIntelAtomプロセッサーに、6,600mAの
大容量バッテリーを搭載しており、長時間の駆動ができます。
バッテリー駆動時間は非公開ですが、10時間程度であれば、
問題なく使用できそうです。
中華タブのように1日で電池が切れるということはありません。
1日1時間程、1週間使用しても、まだ30%程度の電池残量
があります。
また、数週間使用しなかったときでも、ほどんど電池が
減っておらず、自己放電も少ないようです。

【良い点】
・価格がお手頃（1万円前後）
・10.1インチの大画面（1280× 800）
・電池の持ちがとても良い
・1GBのシステムメモリ
・余計なアプリが入っていない
・Google Play対応

【どうかなと思う点】
・シングルコア（実用上問題ありませんが）
・IPS液晶ではない
・中華フォント（幾つかの漢字がヘンです・・・）
・そのままでは日本語入力ができない
・GPSなし
・7インチタブに比べると重い（660g）

購入時の状態では、日本語入力が出来ません。
Google日本語やSimejiなどを入れることで、
日本語入力が出来るようになります。
※インストール方法について説明文が同梱されていました。
　難しい作業ではありませんが、WiFi等ネット接続環境が
　必要となりますので注意が必要です。

なお、中華フォントを使用しており、一部の漢字が
日本の漢字とは、微妙に異なっています。
「写」「直」「海」「解」「返」「認」など。

ワタクシはキンドルＨＤ７インチ旧モデル使いです。
パーフェクトビュアーを入れて自炊機として愛用し、
ひまわりリーダーを入れてｅｐｕｂリーダーとしても愛用し、
ｋｏｂｏ、ｂｏｏｋｌｉｖｅ、そしてキンドルアプリを駆使し、
とにかくブックビュアーメインにタブレットを使っている者です。

その視点からのレビューですので、ゲームがんがん派とは視点が違いますから、あしからず。

さて、この機械、インテルのシングルコアＣＰＵ搭載アンドロイド機です。
その一般性能は、旧キンドルＨＤさんをやはり遙かに超えています。
動きが違う！早い！！ブラウジングも実用レベル！
（旧キンドルさんでインターネットは苦行でしかありませんでしたね…）
まあ、「早い」と言っても、アイパッド共には敵いませんが…
バッテリーの持ちも，少なくとも旧キンドルHDさん以下とは思えません。ブックリーダーとしては１日必要十分。

ただ、画面は、旧７インチキンドルＨＤさんと同じ1280×800というピクセルスペック。
加えて、こちらはＴＦＴ液晶だそうで、やはり画面は段違いに旧キンドルＨＤさんの方が綺麗です。
見直したぜキンドルさん！
勿論、比較しなければ、この１０インチタブレットも十分使えますけどね…

まあ、しかし、ブックリーダーとしては、画面の大きさは正義です。
自炊した雑誌ｐｄｆが、苦もなく読めるこの快感！
それでいて、重さは余り感じない。キンドルさんの方が２００グラム以上も軽いはずなのに、
なぜかキンドルさんの方が重く感じるのは何故でしょう。不思議です。

製品は、届いた素のママでは日本語入力アプリすら入っていない潔き素っ気なさが素敵。
詳細な使い方レビューに関しては、カカク○ムで「CLIDE 10 TM105A CAP15ECS10TB11」を検索し、
メーカー製品情報ページにお入りいただくのがよろしいかと。

キンドルさん使いからすれば、グーグルプレイが使えるのはやはり素晴らしく、