一生疲れない「カラダ」の作り方 (日文新書) の感想

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参照データ

タイトル一生疲れない「カラダ」の作り方 (日文新書)
発売日販売日未定
製作者廣戸 聡一
販売元日本文芸社
JANコード9784537259360
カテゴリジャンル別 » 暮らし・健康・子育て » 家庭医学・健康 » 健康法

購入者の感想

本書では楽な動作をするため、いかに軸を作り身体をどう安定させるか、体幹をはじめとする身体各部の緩め方、
疲れない基本動作(立つ・歩く・座る)、脳・心の緊張の解き方などについて書かれている。

トップアスリートのような1流のカラダは、繊細であるがゆえに調子を崩しやすくメンテナンスが難しい。
よって疲れにくく回復しやすい、つまり普通の状態を長く維持できる"2流のカラダ"が一生疲れないカラダであり、
一般人はこの2流のカラダを目指しましょうというのが本書の主旨である。

中でも思わず膝を打ったのが、
「身体が安定した状態にある時に、脳も安定します。脳はその特性として垂直水平が保たれると安定するのです」
という部分。

身体が柔軟になれば心も柔軟になるというのは自分も実感してきたことだが、考え方としてはこれと同じではないか。
正しい姿勢で無理なく滑らかな動作をするほどに、身体のブレは少なくなり脳の垂直水平を保ちやすくなる。
脳が安定すれば心身共に余計な緊張が解け、脳の機能が遺憾なく発揮されるので結果として精神状態も安定する。
武道においても正しい姿勢や軸といったものが重視されるが、これも脳の垂直水平を保つ為と考えれば合点がいく。
脳と心のパフォーマンスを常に高い状態で維持する為、正しい姿勢が必要だということだろう。

「正しい姿勢を意識しすぎると緊張を生むので、イメージする程度で十分。脳の性能を信じるべきです」
という記述も同感である。

私が姿勢の矯正を始めた頃、背筋を伸ばすことを意識しすぎて腰を痛めた経験がある。
その後、何冊も本を読み思考錯誤を繰り返してきたが、最終的には背筋を伸ばして無理なく立てる姿をイメージし、
身体各部に余計な力みが無いかを内面的にチェックしていくことで、最も楽に歩く姿勢を身に付けることができた。

廣戸氏の本は今回初めて読んだのだが、比較的平易な文で書かれており基本的な部分は押さえられていると思う。

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