食べてはいけない添加物 食べてもいい添加物 (だいわ文庫) の感想

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タイトル食べてはいけない添加物 食べてもいい添加物 (だいわ文庫)
発売日販売日未定
製作者渡辺 雄二
販売元大和書房
JANコード9784479301875
カテゴリ暮らし・健康・子育て » 家庭医学・健康 » 食・栄養 » 添加物・食品汚染

購入者の感想

食べてはいけない理由の説明が浅すぎて、下手すると「知らない物質だから」なんて理由も出てくるのはどうかと思う。
アミノ酸飲料の記述では「一日50g必要なアミノ酸が1~4gでとても足らない。」なんて、アミノ酸飲料の使い方を勘違いしているし、醤油や酢の記述は「大手(本の中ではメーカー名が記載)の商品だから大丈夫。」なんて、ホントに調べたのか疑わしい記述もあります。
身体に悪い理由が、自分が食べると気分が悪くなるだったり、根拠に乏しいものもあり、非常に内容が浅いですね。
仕事の資料として購入しましたが、あまり参考にはなりませんでした。

この本はたいへん見やすい。まず、前半で「食べてはいけない添加物の食品」
と題し約50種の食品を挙げているが、1ページ1品ずつなのがまず見やすいし、
全ページ下に、入っている添加物を列挙してあるのもわかりやすい。
文庫本用の書き下しということで活字の大きさ、レイアウトも見やすい。

後半は100ページ以上にわたって「食品添加物早わかりリスト」で、
五十音順なので辞書的な感じ。本のタイトルが、こんないい辞書が載っているのが
わからないので、もったいない。一つ一つの記述量が多く、貴重な辞書。

但しこれらはあくまで参考辞書として見やすいということで、
いつもながら「発ガン性がある」といって読者を脅かすのはいただけない。
もし或る添加物に発ガン性があるとしても、普通に毎日食べているぐらいでは
実際にはガンを発生しないようなレベルの、さらにその何十分の1の低い基準で
国の規制がなされているし、食品会社も、基準の、さらに何分の1しか使用していないからだ。

動物実験は、意図的に不自然に大量に摂取させる実験も多く、普通に食べている
人間には、そのまま当てはまらない。こんにゃく・しらたきのページには、
凝固剤をウサギの目に点眼した話が書いてある。人間が食べる食品と、何の関係が?

しかしこの種の本は、そういった実際性には触れず、
成分上、ただ「この添加物には発ガン性がある」とするばかり。言葉のトリックだ。

こういうのを気にしちゃう人は、食べるものがなくなるので
読まない方がよい。参考程度に。

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大和書房から発売された渡辺 雄二の食べてはいけない添加物 食べてもいい添加物 (だいわ文庫)(JAN:9784479301875)の感想と評価
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