希望のトレーニング 彼らは初動負荷トレーニングで何を見つけたのか の感想

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大学進学を機に上京した際に、提携施設にて初動負荷トレーニングを取り組み始めて以来6年間、本部である鳥取の施設との行き来を繰り返しながら、主に競技力の向上を目的としてトレー二ングを行っています。

本書では、初動負荷トレーニングに長く取り組んでいるアスリートやリハビリの方々がそれぞれ、初動負荷トレーニングとの出会いとその時に得た心情、取り組み方等がインタビュー形式で語られており、最後に草案者である小山裕史先生が解説をするようなかたちでインタビューに答えておられます。

その中で感じたのは初動負荷トレーニングはパフォーマンスの向上や怪我、病気からの快復に向かって、要するに「より良くなること」へ向かって、その方向性を科学的にきちんと示してくれている点が、まさしく初動負荷トレーニングが希望のトレー二ングとされる所以であるのだろうということです。

今後も、初動負荷トレーニングに取り組むに当たって、取り組み方や動作について確認したい際に、何度も読み返すべき必携書として大切にしていきたい一冊です。