夢がかなう脳! の感想

著者の本は何冊か読みましたが、少し誤解をしていたかもしれません。

より抽象的な大きな目標をかかげ、実現に向かって向上させていく。そしてその先には『富』や『成功』なのだと思っていましたが、それだけではなかった。

もっと大局的で、しかも大乗仏教と同じ視点なのは驚きました。

もはや科学、哲学、量子学も全て違う観点から、一つに行き着くのかもしれませんね。

一般的には「悟っている」とは、諦めにも似たとまではいかなくとも、「既にあまり多くを望まない心境」になっている状態を想像するのではないでしょうか。
でもこの本では決して望む事を否定してはおらず、「悟り」の力を使うとこんな風に捉える事が出来るようになりますよ、と優しく書かれています。
そして夢を叶える途中で「夢」だけに留まらず、本当に満たされるには何を知っておくといいのか、その答えも載せています。
知らなければ、本当のゴール設定の仕方が解らないままずっと過ごさねばならない私達にとって、真実の一筋の光が差している様なとても貴重な内容でした！