禅脳思考 の感想

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最近、自己啓発やスピリチュアルな書籍が
ますます増えてきましたが、どこかシックリと
いかない内容が多く何だかなぁと思ってました・・・

でも、やっと見つけました！
まさに私が求めていた切り口でなおかつ、
１００％同意できる内容の本が。

タイトルは硬いのですが、今や「禅」的思想は
ZENとしてグーグルなどシリコンバレーの著名企業でも
社員研修に導入されるほど大切な心の持ち方になっています。

我々には欧米型の無理なポジティブシンキングや
アファメーションではなく「禅」という良い思考法と文化が
あったではないかと気づかせてくれる内容でもありました。

個人的に付箋を貼った中から厳選して
ハイライトを一部ご紹介したいと思います。

●結果を求めず「自分の能力を最高に引き出す」というスタンス。
●ポジティブではなく「揺らがず、捉われず」のフローな心が大事。
●ストレスを乗り越えるためのポジティブシンキングが逆に
　ストレスになるリスクもある。
●イチローはポジティブ思考で逆境に勝ってきたのではなく、
　フロー状態の平常心がプレッシャーに打ち勝つ思考である。
●考えを変えることよりも、「気づく」ことの方が大切。
●プラス思考とは別に禅的思考を持つことで、
　肩の力を入れ過ぎず、一喜一憂の状況から抜け出せる。

・・・気が付けば書籍の殆どに付箋が貼られてました。

残念ながら本書の全てを紹介するとキリがなくなるので
この辺でご紹介はやめておきましょう。

私は無理なポジティブシンキングは必ず反動が起きて
心が折れてしまうから長続きしない。
そこでいかにモチベーションを「下げない」工夫をして、
「平常心」を維持するかが大切である。

そんな思考の持ち主ですが、この本と本質は同じなので
理論的に裏づけられてとっても心地よかったです。