高次脳機能バランサー の感想

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　ぼくは、信号無視の大型車に轢かれて、全身打撲と脳損傷の重傷を負わされてしまいました。バイクで青信号を進んでいたら、真横の赤信号から高速道路並みのスピードで突っ込まれたわけですから、轢かれたときのことは覚えていません。
　意識が回復したのは、事故から１ヶ月以上経ってからですから、そのときは、何で病院のベッドに寝ているのかわかりませんでした。体が思うように動かないので、「なんで動かないの？」と不思議でした。
　あとで訊くと、事故後は危篤だったそうで、ぼくの家族は「命が助かる」とは思わなかったそうです。でも、被害を受けたぼくは、大腿骨骨折は手術を受けたそうですが、まだ、骨はくっついておらず、金属で固定されている状態で、うまく動きません。それは脳損傷で高次脳機能障害を負わされているからなんだそうです。

　事故を受ける前は、「高次脳機能障害」ということは、知識として知っていたんだと思いますが、まさか自分が負わされるとは思っていなかったでしょう。
　その入院先の病院のリハビリで、このソフトを使っていました。それが自宅で使えるとは思っていませんでしたので、ここで見つけて迷わず購入させていただきました。高次脳機能障害を負わされたものにとって、レビューを記入することがこれほど大変だと思いませんでした。
　まず、記憶障害と運動障害等のほか、言語が良くわからなくなっていますが、そんなぼくにとってわかりやすく説明してくれるソフトです。今の段階だと、ここまで表現するだけでも、大変なことですが、それもリハビリと思ってがんばっています。

　だから、このソフトが他の人にも素晴らしく感じるかどうかはわかりませんが、ぼくにとっては、最高のソフトだと思います。他にどんなソフトがあるのか、わかりませんし、比較しようがありませんので、断言できませんが、ぼくの回復の強い見方になってくれていることは間違いありません。このソフトを開発してくれた先生方に感謝します。ありがとうございます。