あなたの仕事に革命を起こす！「しないことリスト」 の感想

安くなっていたので購入してみました。
「~しない」という項目に関してなぜしなくて良いのかという説明があるのですが、あまり説得力が無かったです。
途中でToDoリストの作成方法みたいな記述も出てきて、一体どっちなのかと混乱。
そして最後に総括やあとがきも無く突然終わってびっくりしました。こんな終わり方の本は初めてです。
何百冊も本を出しているらしいですが…

ビジネス本をよく読む方にとっては、何も目新しい事は書かれていないと思います。

「しないことリスト」なら、しないと決めた行動や思考を目次にすべきでは？

●「しないことリスト７」返信メールは待たせない
↑こんな目次だったら「返信メールは待たせない」ことを「しない」という意味に捉えられてもしょうがないです。
この場合、しないことリストなら「返信メールを待たせる」が解釈的に正しいのではないでしょうか？

●「しないことリスト16」「ＴｏＤｏリスト」ではすごい仕事はできない
↑もういみがわかりません。結局何をしなければいいのかわからないセンテンスでした。

終始(-1 )-(-1)＝0みたいな計算をさせられ続けている読み心地でした。

話の内容は面白いが、話題が唐突で話の例も納得感のないものが多々見受けられる。

一つの流れよりは短編的に項目を読むものと考えて読めば、面白い要素が沢山ありました0

本のコンセプトとしては面白い内容かも知れませんが、本屋で立ち読みするくらいで十分でした。
結局わかってはいるけどといった内容がほとんどでした。
説得力もそこまで感じません。
辛口ですが、なにかをこの本から感じようと思っている方は読んでもいいと思います。
試し読みされてから購入することをお勧めします。

今まで、仕事に追い立てられて生きてきましたが、むしろしないことを考えることで余裕が生まれました。余計なことを考えたり、実行したりしなければ、それだけ効率よく仕事ができますし、個人的にはこういう考え方もありかなと思いました。仕事一途で追いたてられて生きていて、ちょっと余裕を持ちたい人はよむとためになるかも。

営業職をやっている者にとって再確認する意味でも参考になりました。
普段やってることが、この本の中身のようなことを意識にやっていたんだなと思い、
ちょっと嬉しくもあり、もっと無駄を省けるかもしれないと、再確認してみようと思いました。
考え方をちょっと変えるだけで、効率よく仕事が出来るのだと私も思います。
仕事で時間がいつも足りないと思っている人、一度この本を読んでみると良いと思います。
文章も無駄が無くて好きです。