(STRAIGHT/ストレート) ブレーキブリーダーボトル 19-589 の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

ブリーダープラグがネジ式である以上はフルード交換又はエア抜き作業にチェックバルブの有る無しが作業結果に全く関係しないことに早く気付いて欲しい。
チェックバルブはボンネットのウォッシャーノズルと同様に抜いたブレーキフルードが床や棚に垂れるのを防止する為に付いている。
ブリーダープラグを外して構造を観察すれば一目瞭然だが、プラグを緩めればキャリパー(シリンダー)との隙間からもフルードが滲み出るし、逆にブレーキペダルを戻した瞬間には負圧となって隙間に詰まったゴミと一緒に戻っていく。だから本物のプロは二人作業もしくは専用機械を使ってシリンダー圧力が掛かった状態でブリーダープラグを閉める。
チェックバルブが付いていただけで輸入販売業者が一人作業のナマクラ仕事を推奨するかの様な商品説明を無責任に付け足してはいけない。

オートバイでの使用です、
価格からすれば文句の無い商品構成と言えますが気になった点について述べます。
1.ワンウェイバルブはついているが陰圧がかかっている訳ではないので、そのままブリーダーボルトを開けるとエアを噛み、いつもと同じエア抜き作業が待っています。
2.ワンウェイバルブはバネと金属の玉の単純な構造ですがこの玉が簡単に錆びます。使用後は洗浄後乾燥しないと腐食してバルブとしての役目を終えます。

エアを抜くときは必ずレバーを握り圧を掛けておいてからブリーダーボルトを徐々に開放しましょう。