やり過ごす日々のポートレイト の感想

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タイトルやり過ごす日々のポートレイト
発売日2013-02-04
製作者藤沢裕之(@fujisawahi)
販売元然書房
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購入者の感想

なかなかの大作でかつ傑作だ。
目次もなく、いきなり本編に入る。
正直、表紙とタイトルを表紙を見ただけでは、第二章以降の展開は想像できなかった。
第一章を読んでいるあいだでさえ、「日々のポートレイト」、エッセイ集なのかと思っていたくらいだ。
ぜひ、第二章まで読んで欲しい、あとは一気に読んでしまう方が多いのではないだろうか。

残念なのは、何ヶ所かあるタイポ、いまから思えば、控えてレポートすればよかった。

主人公とジョナさん、お互いが非常に重たい問題を持つことになる。
ときどき、二人は居酒屋でであう。ジョナさんはいつもカウンターの同じ席にいる常連だ。たぶん、L字のカウンターの短い辺の端が彼の席ではないだろうか。(なんとなく思った)
いつしか、いくつか年の離れた、お互いの本名も知らない二人は友情を感じ合う。

ジョナさんは、かもめのジョナサンでしられるジョナサン・リビングストン・シーガルの話題が最初にでたので、年配の友人につけたニックネームだ。
本来ならジョナサンさんになるところだが、日本語にすると違和感があるので、ジョナさんと呼ぶことになったとある。

かもめのジョナサンは、私にとって、なんども読んだ小説だ。
日本語で読み、原書で読み、日本語で読み、なんど読み返しただろうか。
筆者は、私と同世代だろうかと思いながら読んでいた。

タイトルにも書いたが、昨年Kindle端末を購入してから読んだ一番の傑作だ。
主人公に比べ、ジョナさんの語りには、不自然さが感じられるが、返って私のつぼにはまったようだ。なんとも言えないキャラクターである。

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