サインスマート 3Dプリンター用 フィラメント ABS樹脂 1.75mm 1kg Makerbot / Reprap 3Dプリンター対応 8色選択可! ホワイト の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

ダヴィンチ 2.0 DUO で使い始めましたが良好です。本来この機種は専用カセットのフィラメントしか使用できません、専用カセットは600gで3千円台前半位なので高価ではありませんが、強度が必要な部品で造形密度を高くしたり大型部品を作るとやはり少しでも安くと考えます。また、社外品が使えるとカラーの選択肢がかなり広がります。
今回は、おっかなびっくりという感じで購入してみて、すでに200ｍ位使いましたが全く問題ありません。専用カセットのデータは、Arduino UNO用のアプリ（フリー）で残量だけを書き換えました。温度はダヴィンチ標準の210℃のままでまったく問題は生じていません。リール径に合わせたホルダや、リールからフィラメントが外れないためのガイドを製作する必要がありましたが、そういうものを簡単に作れるのが３Dプリンターの良い所です。Arduino UNOは、まともに買っても２千円台、ヤフオクでは千円台で出ています。
今のところ良好ですが、まだ使い始めて間もないので、５つ星を付ける判定はできません。とりあえず４つ星とします。

普通使用で不具合はありません。取引としても迅速で助かりました。
3mmサイズでは本品が一番安いのではないでしょうか？
入手性・コストパフォーマンスからもおすすめです。

以下３Dプリンタで使用する観点からの記載になります。

ABSフィラメント 1kg 3.00mm　3Dプリンター対応 ABS Filament　静音PCショップ OLIOSPEC
http://www.oliospec.com/item_detail/itemCode%2CABS-FL-3.0-WH/
上記製品との比較です。また断熱仕様だったりその他の環境の変化により数値等は異なるかと思いますので、あくまで相対変化のみの点をご留意下さい。

溶ける温度が上記と比較して30度位高い感じがします。
　上記：170-180度で実用温度としての溶け始め、230度で変色
　本品：208-218度で実用温度としての溶け始め、230度で変色

変色の温度はそれほど大差ありませんでしたが、溶け始めの温度が高い
---同じセッティング＝170度ではフィラメントを送り出せないほど　その他色々セッティングを変えて結果ホットエンド温度が低いかも？と判断しています---
ため、結果的にホットエンド側の温度セッティングがシビアになります。
当方ファームウェアがスプリンターだったので15度前後の温度バタツキがあり、変色なしの調整について、初回は原因が分からず非常に苦労した覚えがあります。
最終的には調整のみのマシンセッティングが出来ず、ファームウェアの書き換え（マーリン化＋PID制御）を実施して問題なくなりました。

あくまでの私のマシン環境での比較になりますが、それ以外の使い勝手の差はありませんでした。

最初から、もしくはセッティングが出せれば先述の通りコストパフォーマンスも高いため、お勧め出来ると思いますが、買い替え・仕様変更として購入する場合はプリントが出来なくなる可能性もある（実際結構テンパりましたので^^;）ため☆3つの評価とさせて頂きました。

販売元のサインスマートから何度もレビューを書いて欲しいとの連絡が来ます。
商品自体は安いですが、中国製の製品なので3Dプリンタの純正品よりは見劣りがありますね。