ワカコ酒 2 (ゼノンコミックス) の感想

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参照データ

タイトルワカコ酒 2 (ゼノンコミックス)
発売日2013-12-20
製作者新久千映
販売元徳間書店
JANコード9784199801785
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

1巻で★2つをつけたのですが、2巻も高評価なので理由を探りたく読んでみました。でも、私にはやっぱりダメでした。1/3くらいで読み進められなくなってしまった。

ただ食べて飲むだけが悪いと言っているのではないです。
必ずしもグルメ漫画に親子の確執だの好敵手だのを盛り込む必要はない。
でも読み続けられないのはキャラに魅力を感じられないからかと。

辛口で申し訳ないですが、ロボットのような主人公が毎回おいしいものを食べて「ぷしゅー」と言う、規則正しい活動を154ページ読み続けるのはちょっと厳しいです。一話だけならまだしも。

個人的な意見ですがたまにはお酒の失敗談とか、入り辛いお店に勇気出して入ってみるとか、嫌いなものをサービスされて困ったとか、アウェイになって気まずいとか、そういう話があってもいいのに。
一人酒の敷居の高さってこういうところにあると思うんですが、26歳の主人公が既にそれをやすやすと乗り越えたところにいて、玉子焼きにマヨネーズをつけている若者を上から目線で見ていたりして、なんだか共感できないです。

あと、彼氏いるけど一人酒の方が好き、というのを強調したいのでしょうが、ワカコが彼氏のことを大事にしていない(むしろあまり舌の肥えていない彼を小馬鹿にしている?)のも高飛車な印象を受けました。
彼氏も大好きだけど一人酒も好きとか、今は彼氏いないけど一人の時間が楽しいとか、そういう方が共感できるのですが。

1巻は秀逸でした。どなたかが書いておられたように、「酒のほそみち」的な。それも品のよい。
女性が一人で日本酒を飲むという描写を見て「ああ日本酒っておいしいんだ」と知り、最近は日本酒も飲むようになりました。
とても売れたので作品を出すスピードをアップしたのでしょう、「昨日何食べた?」の発刊を首を長〜くしている自分にとっては驚くべき2巻の発行の速さで、本屋で見たときには非常にうれしかったものです。
が、内容が薄く感じました。食べ物はおいしそうですがお酒の描写が少なく、別にこの本でなくとも、というのが正直な感想。また、1巻はあくまで日常生活(仕事や結婚式など)に潜むお酒の場面というような気がしましたが、今回は食べ物(プラスお酒)がメインというのも、単なるグルメ漫画になってしまったような印象です。
3巻に期待します。

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