悪魔とフロイト-Devil and Freud- Climax Together [DVD] の感想
参照データ
タイトル | 悪魔とフロイト-Devil and Freud- Climax Together [DVD] |
発売日 | 2005-04-06 |
出演 | BUCK-TICK |
アーティスト | BUCK-TICK |
販売元 | BMG JAPAN |
JANコード | 4988017223413 |
Disc 1 : | calm and resonance 21st Cherry Boy BUSTER Kick (大地を蹴る男) ASYLUM GARDEN Madman Blues -ミナシ児ノ憂鬱- 君のヴァニラ キャンディ 王国 Kingdom come -moon rise- 幻想の花 極東より愛を込めて 謝肉祭 -カーニバル- 無知の涙 楽園 (祈り 希い) Mona Lisa ノクターン -RAIN SONG- JUPITER 月世界 BRAN-NEW LOVER 鼓動 PHYSICAL NEUROSE COSMOS |
カテゴリ | DVD » ジャンル別 » ミュージック » J-POP |
購入者の感想
出戻りBUCK-TICKファン。過去映像・音源をさかのぼって追体験真っ最中。
特にこの「悪魔とフロイト」ライブ映像は大好きな一つだ。
前年野音での「Mona Lisa」のライブは観客もノリノリだし、
音的にもすごく格好よく、あっちゃんの声も伸びやかで美しく、
なのにステージ上に不安定さが垣間見られるというか、
メンバー間に何かちぐはぐ感がただよっている印象があった。
その何かが今井さんをバクチク以外の音の熱望としてLucyへ向かわせ、
そのことに少なからず傷ついたであろうあっちゃんを、
それまで断り続けてきたソロ活動へと向かわせることになった。
ヒデ以外アニイとユータもそれぞれ別活動に入り、バンドとしては9ヶ月近い空白。
その空白後の「悪魔とフロイト」。冒頭あっちゃんの緊張した表情が印象的だ。
流れが変わっていくのは「Asylum Garden」や「Madman Blues」あたりか。
「Madman Blues」…なんだこの中毒性のある曲は!
こういう曲があるがためにバクチクは他のロックバンドと一線を画す。すごい。
「君のヴァニラ」ではあっちゃんエロス大全開!
この曲以降ではルージュの紅が口まわりに残ったまま歌い続けるため、
まるで血を啜った後の吸血鬼みたいで壮絶である。
そして。
このライブ映像で最も感動的なシーンは、やはりアンコールの「鼓動」だろう。
大好きな曲だが正直こんなに心を揺さぶられようとは思わなかった。
楽器が唄がステージ全体で啼いている。
涙を堪えるように声を振り絞って歌うあっちゃんが本当に美しい。
ステージを振り返りメンバーにまるで「ありがとう」と言うかのように両手を広げ、
涙をこらえるかのように急ぎ退場していく途中、今井さんのところで一瞬立ち止まり…
あれはやはり「ありがとう」と伝えたかったのか。
あっちゃん退場後、ギターが、ベースが、ドラムが、ぎりぎりまで音を奏で上げる。
会場全体に感動がしみわたっていく。
特にこの「悪魔とフロイト」ライブ映像は大好きな一つだ。
前年野音での「Mona Lisa」のライブは観客もノリノリだし、
音的にもすごく格好よく、あっちゃんの声も伸びやかで美しく、
なのにステージ上に不安定さが垣間見られるというか、
メンバー間に何かちぐはぐ感がただよっている印象があった。
その何かが今井さんをバクチク以外の音の熱望としてLucyへ向かわせ、
そのことに少なからず傷ついたであろうあっちゃんを、
それまで断り続けてきたソロ活動へと向かわせることになった。
ヒデ以外アニイとユータもそれぞれ別活動に入り、バンドとしては9ヶ月近い空白。
その空白後の「悪魔とフロイト」。冒頭あっちゃんの緊張した表情が印象的だ。
流れが変わっていくのは「Asylum Garden」や「Madman Blues」あたりか。
「Madman Blues」…なんだこの中毒性のある曲は!
こういう曲があるがためにバクチクは他のロックバンドと一線を画す。すごい。
「君のヴァニラ」ではあっちゃんエロス大全開!
この曲以降ではルージュの紅が口まわりに残ったまま歌い続けるため、
まるで血を啜った後の吸血鬼みたいで壮絶である。
そして。
このライブ映像で最も感動的なシーンは、やはりアンコールの「鼓動」だろう。
大好きな曲だが正直こんなに心を揺さぶられようとは思わなかった。
楽器が唄がステージ全体で啼いている。
涙を堪えるように声を振り絞って歌うあっちゃんが本当に美しい。
ステージを振り返りメンバーにまるで「ありがとう」と言うかのように両手を広げ、
涙をこらえるかのように急ぎ退場していく途中、今井さんのところで一瞬立ち止まり…
あれはやはり「ありがとう」と伝えたかったのか。
あっちゃん退場後、ギターが、ベースが、ドラムが、ぎりぎりまで音を奏で上げる。
会場全体に感動がしみわたっていく。
・・・の、水準のかなり高いライブ映像です。セットリストも「21st縲怐v「キャンディ」「ジュピター」といった有名どころから、「Kick」「楽園」「月世界」等のマニアックな曲も多数収録。でも個人的に最も良かったのは、原曲と違い、今井氏のボーカルがフューチャーされていた狂気の演奏、「Madman blues」です。とにかく買ってまず損はありません。