ホットシューカバー型水準器 デジタル一眼レフ用アクセサリー の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

　最初購入した分はとても良くて、追加購入したところ・・・届いた品は・・・写真（左側、見やすいようにゴムは取り外しています）のように気泡が中央に来ません。気泡が大きすぎるのでしょう。チェックすればすぐ分かると思うのですが、ノーチェックなのでしょうね。
　交換をお願いしたところ速やかに処理していただきましたので星一つ加えました。
　この水準器は上からしか見ることが出来ませんので、カメラを構えた状態では役に立ちません。そこでゴムの部分の前後に、4mm程度のハトメヌキで穴を開けたところ、カメラを構えた状態でも水準器が見えるようになりました。

α6000には、水準器が内蔵されていないし、シューキャップFA-SHC1M も標準装備でないため、
三脚使用時の水準器の機能とマルチインターフェースシューの埃よけのために、
ディジタルサプライさんより、このディジタルサプライ製の水準器を購入しました。

※ 注）ディジタルサプライさんの記述から判断して、ここには「類似品」も出品されているようなので、
　　　ディジタルサプライさんより本製品を購入しました。
　　　→現に、掲示されている「カスタマーからの商品画像」の内の一部の写真の製品は、
　　　　私の購入したディジタルサプライ製とは細部の形状が異なります。→即ち、「類似品」であると思われます。

この水準器はα6000のマルチインターフェースシューに簡単に装着でき、ジャストフィットし、容易に外れません。

水準器の精度〜実用性をテストするため、α6000と同じマルチインターフェースシューを持ち、
電子式水準器を内蔵しているNEX-6を用いてチェックしました。

この水準器をNEX-6に取り付け、三脚に固定して、カメラの角度を少し振って、NEX-6内蔵の水準器を基準として、
この水準器の精度(絶対値)と感度(傾きに対する指示の反応)を比較しました。

テストの結果は、（予想に反して、）この水準器は、内蔵の水準器より、多少感度が良いという結果であり、
三脚使用時の水準器として十分実用できることが確認できました。
（尚、NEX-6内蔵の電子式水準器は、カメラ用水準器という実用性を考慮し、感度を必要以上に上げていない
　様であると推測されます。）

この製品は、コンパクトで、実用性が十分あり、コスパも良い製品であると判断します。

唯一の欠点は、水準器の黒いゴム系のベース部分に、円柱形のプラスチック製の水準器部分が、
接着されずに嵌められているだけであるため、長期間の使用時にゴムが経時変化で硬化し、
水準器部分が脱落し易くなる可能性が高いという点が、☆−1です。

DP Merrillに使用しています。取り付けたままでもコンデジとしての軽快性が損なわれることがない点では★★★★★です。
他の方が書かれているような脱着が固いということはまったくありません。ペンタックスのカメラにも試しに付けてみましたがスムースです。かと言ってガタついたり遊びがあるというようなこともありませんでした。
基本的には上から覗かないと正確な水平を読み取れないので、三脚使用時に威力を発揮すると思います。
手持ちでも、カメラを胸くらいの高さに構えれば、なんとか左右の傾きくらいは読み取ることができます。その位置で前後の傾きを読み取るには、余程の慣れが必要でしょうね。
薄いとはいえ、厚みが6.7mmありますので、側面を透明にすればもっと楽に左右の水平を読み取れると思います。そういう商品の開発も期待してます。

追伸
その後、旅先であっさり抜け落ちて失くしてしまいました。
フレーミングをしながら左右の水平を読み取るのが困難で使用シーンが限られていたので、買い直すかどうか微妙です。

（canon EOS kiss X5に着用）
水準器自体は小さいです。作りも何か柔らかく、ゴムを削りだしたような商品です。
標準で何もついてないホットシューにカバーを、ただ何か機能が欲しい、という方にはいいかもしれません。

飾り感覚で購入しましたが、バリアングル液晶でのローアングル撮影やちょっとした風景の撮影時で、意外と活躍してくれます。

ゴムっぽいので着脱は少し難しいです。
場合によってはアクセサリーをつける、という場合には予め外しておいた方がいいでしょう。