気の持ちようの幸福論 (集英社新書) の感想

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参照データ

タイトル気の持ちようの幸福論 (集英社新書)
発売日2012-03-16
製作者小島 慶子
販売元集英社
JANコード9784087206340
カテゴリ文学・評論 » エッセー・随筆 » 著者別 » か行の著者

購入者の感想

なぜ著者がメディアに引っ張りだこなのか?
その理由が知りたくて購入したが、読んでそれが分かった気がする。
今自分が持っているものを見つめなおそう、そう思えた。
メディアの仕事をしながらも等身大で、悩みもする、それを隠さず、そういう自分に責任を持つという著者の潔さが気持ちよかった。

彼女のラジオを最近聞いて面白かったので、軽い気持ちでこの本を買いました。
心が温かくなり、布団の中で涙が出ました。
すごく真摯な方ですね。
頭でっかちに相手に真剣に向き合っている様が、不器用な自分と重なります。
自分のモヤモヤがかなり言語化されました。
良本です!

小島さんの言葉で言う、「自分(小島さん)にとって本当のこと」が詰まっている本。それはひとりよがりなことではなくて、体験を通して得られたもの。だから他人の私にも浸透しやすい考え方なのだと思った。
いわゆる成功者とされる人たちが出している、生き方へのこだわりを綴った本とは違って嫌味が少ない。

日常生活が楽に送れるような考え方のヒントを教えてもらえた。日常に余裕ができれば他人にも優しくできる。他人の中に優しさを感じることができればこの世界に希望が持てる。そんな良循環の基が本書の中に散らばっているようだ。

不完全なものや一時的なものを否定しなくて良いというような概念、また、科学と宗教の概念もおもしろい。

水着写真集を出したことに関しての自己肯定の部分が強すぎて、そこは無い方が全体の主張に説得力があったように感じる。話がツイッターの使い方を誤っている人の話にすりかわってしまっていて残念だった。

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